学びのすゝめ
筆者:岩田屋本店 本館7階 学 IWATAYA担当 堤田
―はじめに
緑の植物は私たちに癒しを与えてくれますよね。
しかし、植物は長く生きることができない、寂しさのようなものも併せ持っていると思います。
そのような植物と長い時間を過ごすことができ、癒しを与え続けてくれるのがドライフラワーです。
枯れてもなお美しさを保ち、ときを経るにつれ、調和するように枯れ色に染まっていく姿を見ながら、長い時間を過ごすことはドライフラワーの楽しみだと思います。
学 IWATAYAでは自宅で育てたお花や拾った木の実をドライフラワーに仕立てるコツを学ぶことができたり、たくさんの素材を使って季節ごとにオリジナルのリースやコサージュなどを自分で作ることができる講座をご用意しています。
今回のコラムでは、学 IWATAYAでドライフラワーの講師を務める「nao先生」に密着し、レッスンの様子をのぞいてみます。
―講師紹介
さよなきどり主宰 nao
小さいころからジブリの世界に憧れ「魔女の宅急便」のキキの家につるしてある花に興味
を持ったのがドライフラワーをつくるきっかけに。子どもと一緒に拾ったどんぐりや摘んだ花でリースを作るようになり、子どもが寝た夜にだけ作業するところから、夜にしか鳴かない「さよなきどり」と名付ける。
日程:第3(水)10:30~12:30
受講料:12,540円(3カ月・3回)
―クリスマスリース・しめ縄飾りレッスン
今回はこれからの季節にぴったりのクリスマスリースとしめ縄飾りを作るレッスンに潜入させていただきました。
本日の授業では、こちらの先生の見本を参考にしながらご自分の好きなように木の実やリボンを装飾していきます。
机の上には、たくさんの木の実やプリザーブドフラワーなど可愛い装飾品が並べられていて、とても心踊る空間です。
まずは、ワイヤーでリースに装飾品を結んでいきます。
ワイヤーを使うことで、季節ごとや少し気分を変えたいときなど簡単に装飾を入れ替えることができます。
受講生の皆さま曰く、リース作りはご自分の性格が出るようで、どこにどの装飾を配置するかを考えながら進めるタイプや、考えるより感じろ!と、とりあえず手を動かしていくフィーリングタイプの方などがいるそうです(笑)
クラフト講座の雰囲気のイメージは手元に集中して静かな空間なのかと思っていましたが、nao先生がとても明るい先生なので、ご家族の話や美味しいお店の話など、会話を楽しみながら、笑いが絶えないとても楽しい空間でした。
会話を弾ませながらも手際よく手を動かして、1時間程度で2つが間もなく完成。
下の写真の白いお花は木でできた「そらフラワー」。
自分の好きな香水をかけて香りでも楽しむこともできるそうです。
最後は、補強したい箇所に接着剤を使って…完成!
クリスマスの気分を高めてくれるとてもかわいいリースができました。
もちろん自分用として自宅に飾るのも素敵ですが、友人や親戚へお茶菓子の代わりとしてプレゼントするととても喜ばれるそうです。
今回はリースやしめ飾りを作りましたが、季節によってテーマを決めて、コサージュやカゴ飾り、オーナメントなどを制作したりします。
ぜひ日常の暮らしにドライフラワーを取り入れてみてはいかがですか?
ー最後に
先ほどプレゼントとしても喜ばれるとお伝えしましたが、つい愛着がわいて自分のものになっていることもしばしばあるそうです。
それだけ、たくさんの草花や木の実に囲まれて、自分の手で1つの作品を作ることは、特別な時間なのだと思います。
ぜひこのコラムを読んで少しでも気になった方は、学IWATAYAまでお越しいただけると嬉しいです。
次回は 「大島こずえ先生」の「調身エクササイズ・Nトレ」の講座に潜入したいと思います。お楽しみに。
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