学びのすゝめ
筆者:岩田屋本店 本館7階 学 IWATAYA担当 池田
―はじめに
ようやく日常が戻ってきた今日この頃。
コロナ禍を経て、体力の二極化がすすんでいると言われています。
最近、「そろそろ何かを始めたい」「健康のために動きたいと思ってはいるんだけどね」というお声をいただく事が増えてきました。
「でも動けるか自信が無い」「膝が痛いし腰も痛い」と躊躇している方も多いはず。
そんな方におすすめしたいのが「パラディソ体操」です。
―パラディソ体操って何?
ヨガやピラティスは何となくイメージが湧くけれどパラディソ体操って何だろう?というのが第一印象でした。
パラディソとは、イタリア語で『楽園』という意味です。
福岡市中央区平尾にある健康づくりのスローフィットネススタジオ「スタディオパラディソ」のオリジナル体操が「パラディソ体操」です。運動に苦手意識がある人や初心者の方、親子三世代でできるエアロビックダンスエクササイズとして約36年もの間、長く愛されています。
―まずは講師のご紹介
パラディソ認定インストラクター 健康運動指導士
松川主枝 先生
スポーツクラブで19年間勤務。エアロビックダンスエクササイズと子供の水泳を指導。その後「パラディソ体操」と「10分ランチフィットネス」のライセンスを取得。現在はクリニックや高齢者・自治体の施設で指導をしている。
笑顔がすてきな松川先生。いつも元気をもらえます!
日 程:第2・4(土)10:30~11:45
受講料:21,450円(3カ月・6回)
持ち物:飲料水・タオル・動きやすい服装 ※はだしで行います
―実際にパラディソ体操をやってみました
レッスンは毎回70分
①体調チェック⇒②からだほぐし⇒③有酸素運動(高血圧の運動療法としてエビデンスがある『ニコニコペース』で音楽に合わせて行う)⇒④筋力強化とストレッチ⇒⑤整える(複式呼吸)という流れになります。
色々ある動きの中から、いくつか体験をさせてもらいました。
※実際のレッスンでは、皆さまのその日の体調に合わせての動きになります
<骨盤を立てる動き>
片足に重心を乗せてのびのび~。脇腹が伸びて気持ちいいです。
<指まわし>
親指から順番にくるくる指回し。頭の体操になります。
なかなか上手く回せません。毎日繰り返しやると段々出来るようになるそうです。
<有酸素運動>
音楽にのってステップ! 私はこれが1番好きでした。
足の指でボールをつかむ動き。
うまくつかめず、足指がつりそうになります。
足の指でタオルをたくし寄せる動き。
足のアーチをキープするのにも効果的なのだそうです。足裏って大切なんですね。
―ポイントは2つ「立腰」「丹田」
パラディソメソッドで大切なポイントは2つ。
1つ目は「立腰」=骨盤を立てること
2つ目は「丹田(たんでん)」=エネルギーの中心となる場所と言われている丹田を意識すること
丹田・骨盤は身体の芯(軸のもと)のような場所で、そこを意識する事で正しい姿勢になり、正しい姿勢で運動することにより、より効果が出やすくなるとのこと。「骨盤を立てる」「丹田を意識する」と言われても、最初は「どういうこと??」と思いましたが、
先生が丁寧に説明をしてくださり、何となくイメージが出来るようになりました。身体を動かすことと連動して頭で理解することも大切なことだと思いました。
―最後に
パラディソ体操を体験してみて、感想を言葉で表すとしたら「楽しいラジオ体操」。
老若男女だれもが参加できるラジオ体操に近いイメージです。
全身の筋肉を無理なく動かすので、終わったあと身体がスッキリ。全体的にゆっくりとした動きなので、自分自身の状態(今日は膝のココを押さえたら痛いな等々)に気づきやすかったです。
はだしで行うので靴もいらず、動きやすい服装なら何でもOK。気軽にスタートできます。
私は運動が苦手なので、ちゃんとついていけるか心配でしたが、先生がひとつひとつ丁寧に教えてくださり、楽しく身体を動かすことができました。
「何かやってみよう」を行動に移してみて良かったです。
10月31日(火)には体験レッスン会があります(1レッスン1,500円)。
気になる方は、学 IWATAYAまでお尋ねください。
次は「下川先生」の「般若心経入門」の講座に潜入したいと思います。お楽しみに。
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