雲一つない晴天で気温が34度まで上がり、とても撮影日和とは言えない暑さの中スタート。

今回の野外授業では、時間を決めて受講生の皆さまそれぞれが自由に撮りたい場所や撮りたいものを探しに行くスタイルでした。

気温が高いため受講生の皆さんも足取りが重いかと思いきや、いざ授業が始まるとカメラを構えて撮影ポイントをどんどん探しにいきます。

こちらは実際に私がスマートフォンで撮影した写真なのですが、どこに焦点を当てて撮影しているのか分かりづらい作品になってしまいました。

そして色々と散策をしているうちに、あっという間に野外授業も終わりの時間に。

終了時間になると、受講生の皆さまで集まって、各々撮影した写真のプチ発表会が始まります。

※実際に受講生の方に素敵な作品の一部をお借りさせていただきました。

精細さや色のコントラストなど、スマートフォンでは写すことのできない作品に仕上がっていますよね。

受講生の方にお話を伺うと、最後に集まって撮影した作品をみんなで共有することで、同じ場所で撮影をしているのに、撮る人で全然違う雰囲気の写真が撮れていたり、自分で見つけた撮影スポットを教えたりなど、新しい発見や気づきができることが楽しいと仰っていたのが印象的でした。

また、別日で宮田先生が夜に撮影した、かもめ広場での作品もいただきました。

夜景長時間露光を施し、都市高速の入り組んだ道路のカーブが美しい作品。

やはりプロが撮影した写真は圧巻です。

―教室での講座

このように定期的に野外授業を行っていますが、もちろん教室での座学や実習も行っています。

宮田先生の講座では、露出・シャッタースピード・絞り・感度など、カメラの基本的なことを繰り返し学び、なぜ暗くなるのか、ブレるのか、明るく表現するにはどうしたら良いのか、絞りの意味と使い方、ISO感度の関係性などに触れながら授業を進めていきます。

繰り返し伝えることで発見や、応用力、ハードルの高い撮影技術も行えるようになるようになっていきます。

また教室内の実習では小物を使った撮影会も行い、テーマに沿った自分のお気に入りの小物を持ち寄りテーブルPhotoを楽しみます。

その際は、自分の小物は撮影せず、他の受講生が持ち込んだものを自分流に配置やトリミングを考え撮影を行います。

※撮影風景

インターネットやSNSなどでもカメラの撮り方などを知ることができるかもしれませんが、こうしてプロのフォトグラファーにカメラの基礎から学び、同じ趣味を持った人と出会い、好きなものを撮影する。これが学 IWATAYAで学ぶことの楽しさだと思います。 

また今回野外講座に同行してみて、一眼レフで撮影している受講生さまの写真には、思いの込もった「作品」をたくさん見つけました。それはスマートフォンでは中々表現できないもので、本格的にカメラを学ぶ魅力なのかもしれません。

少しでも興味を持っていただけた方はぜひ学 IWATAYAまでお越しいただけると嬉しいです。 

次回は「池松伸彦先生」の「季節のお茶会」の講座に潜入したいと思います。お楽しみに。