ランジェリークローゼット
岩田屋本店
ランジェリークローゼット バイヤー 毛利
岩田屋本店
ランジェリークローゼット アシスタントバイヤー 澤田
毎日なんて暑いのでしょう・・・
今年も例にもれず猛暑ですね。みなさん夏休みかと思いますが、暑さに負けず楽しんでいますか?
私は夏生まれということもあり、もともとこの季節は大好きだったはずなのですが、
コロナ禍でおうち時間に慣れたせいか、真夏の長時間外出は勇気を振り絞らないと一歩が重くなりました。
外出時に気になること・・
滝のように流れる汗対策や、薄着のお洋服を着るときのシルエットづくりなど
「事前の備え」にとにかく気を遣うことがひとつ。
もうひとつは、消耗のスピードが速い、夏衣料のお手入れに頭を悩ませることで、
つまり「着た後」のアフターケアにも気を遣っています。
ついつい、「手洗い」表記の衣料を、まぁ大丈夫でしょ!と洗濯機に入れて後悔することもしばしば…
ということで、本日はランジェリーアイテムの視点から、
真夏のコーデを「着る前」・「着た後」 のお話をしようと思います。
どちらも、暑い夏を心地よく過ごすために大切なことです。どうぞお付き合いください。
美しいシルエットづくりにはランジェリーの力が必要です。
特に夏場は、薄着で身体のラインも気になるところ。
今回は「ガードル」と「ボディスーツ」のお話をしてみたいと思います。
ブラジャー・ショーツと違い、特に夏は使わない選択をしている人も多いアイテムですよね。
*画像(左から) 〈WACOAL〉ガードル6,160円 〈WACOAL LASEE〉ボディスーツ(ピンク)22,000円 〈WACOAL LASEE〉ボディスーツ(ベージュ)19,470円
「ガードル」とは、ウエスト、ヒップ、おなかまわり、太ももなど、下半身のシルエットを美しく整えるアイテムです。
窮屈で圧迫感のある印象をお持ちの方も多いと思いますが、
今はさまざまな種類があり、苦しくないタイプもたくさんあります。
下半身のボディラインが気になるときにガードルを仕込むと自然と自信も出てきて、背筋も伸びてくる気がします。
特にヒップラインを美しく見せ、かつ夏も快適に履くのなら、セミロング丈の太もも周辺までカバーできるものがおすすめです。
ガードルは、裾丈だけでなくウエストの深さもバリエーションがあり、それぞれで発揮する力は変わります。
ぜひ、ご自信に合うガードルを、ランジェリークローゼットで見つけてみてください。
「ボディスーツ」とは、1枚着用するだけで、ブラジャー+ウエストニッパー+ガードルの3役を担ってくれるアイテムです。
バスト・ウエスト・ヒップを1枚でカバーできるので、実はとても機能的・効率的で、何枚も重ねて段差ができるストレスからも解放されます。
特に、画像の一体型となったワンピースタイプは、クロッチ(股布)部分が開閉するので、お手洗いの時の心配もありません。
20代や30代の方は、なかなか手に取る機会がなかったかも知れませんが、
1枚で完結するという点にはメリットがあると思いますので、まずは試着をしてみることをおすすめします。
長々話しましたが・・・
とにかく暑いから布の面積が大きい下着はやっぱり無理!というそんなあなた。
ガードルを履かずともヒップラインを美しく見せる方法は他にもあります。
そう、「タンガ」を履くという選択肢!
*画像(左から) <FLORALE by Triumph>6,600円 <BRADELIS New York>4,620円
フィット感のあるパンツや、シルエットを活かすタイトラインのスカートを履くときなど、
ヒップ部分にショーツのラインが見えるの、気になりますよね。
ガードルで整えるのも手ですが、とにかく暑いからショーツ選びで解決したい、という方にタンガはおすすめです。
タンガ派の人は年中愛用している方も多いので、それほど履き心地にハマる要素があるということ。
まだ履いたことのない方は、1着買ってトライしてみてください!
よく店頭でもお尋ねをうけること。
「ブラジャーってどうお手入れするのが正しいの?」
「洗濯機で洗うのは、だめですよね?」
ワイヤーの型崩れのリスクや、繊細なレースがダメージを受ける可能性があるので、
洗濯機でしっかり洗うことは、実はおすすめできません。
それでは、どう手洗いをすればいいのか。
実はとっても簡単なので、ご紹介しようと思います!
①まず、ランジェリーソープを準備しましょう。
*画像(左から) <BRADELIS New York>小770円 大1,980円 <EUCALAN>小550円 大2,200円 <WACOAL>550円 詰め替え用440円
ご愛用のブランドによっておすすめは変わりますので、ぜひ店頭でスタイリストに相談してください。
今回は、繊細なレースが特徴の<Aubade>ノンパテッドブラジャーで実践していきます!
この場合は、デリケート衣料用洗剤の<EUCALAN>がおすすめです。植物由来の原料で、とっても癒される香りです。
②汚れが気になるところは軽く揉み洗いし、つけ置きをします。
今回使用する<EUCALAN>の場合は、水またはぬるま湯4Lに対し、ティースプーン1杯の洗剤を入れます。
軽く揉み洗いし15分おきます。
この時、ブラジャーのホックは留めておくことがおすすめです。レースへの引っかかりを防げ、形も整えた状態でつけ置きできます。
③軽く洗い流し、タオルドライをして終了です。
すすぎは、<EUCALAN>の場合は軽く1度でOKです。もともと泡立たない洗剤なので、気になりません。
タオルドライで形を整えます。なんとこれで終了!
お風呂に入っている間に、ながらお洗濯ができるのでとっても時短で簡単です。
汗をかいた日は特に、下着はそのまま放置すると、菌の繁殖が進んでしまいます。
その日着用した下着はその日のうちに、必ず毎日洗いましょう。
▼動画でも詳しくご紹介しております
洗った次は、干し方です。下着は陰干ししてください。
では、どの部分にピンチをとめるのが正しいのか?
分かりやすく、OK例とNG例をお見せします。ぜひご参照ください!
正しいブラジャーの干し方のイメージはこちら。
アンダーベルトと、サイドボーンの部分を重ねて、左右対称に2点留めをしてください。
つけ置き時と同じく、ホックを留めて干すと安定します。
風通しのよい場所で、陰干しをしましょう!
ちなみにNG例はこちら。意外と見かけますよね。
生地やレース部分、ストラップに負荷がかかる干し方はNGです。
アンバランスに伸びたり傷んだりしますので、ブラジャーの補整力が落ちてしまいます。
最後に、正しいしまい方です。
ポイントは、①ホックを留める ②ストラップをカップ部分に入れる ③形を整える。
なるべくゆとりをもって、形が崩れないようにしまいましょう。これで完璧です!お疲れさまでした。
お付き合いいただきありがとうございました。
次回は、「ランジェリーで秋を装う」というテーマでお届けします。
秋の新作の中から、バイヤーの推しランジェリーをご紹介します。お楽しみに!
筆者:毛利
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