“みんながよろこぶモノづくり” “ありそでなさそなモノづくり”をコンセプトに、仲谷英二郎、飛田眞義によって設立されたジュエリーブランド『e.m.』。
2021年11月で25周年を迎えます。
必ずお気に入りのジュエリーに出会ってもらえるように、 カジュアルなシルバージュエリーから繊細なゴールドのハイジュエリー、
ブライダルリングにコスチュームジュエリーと、ブランドにより幅広いラインナップを揃えています。
1996年、仲谷英二郎と飛田眞義は東京を拠点にe.m.を立ち上げました。
「いつか絶対に自分たちのお店を持ちたい」と夢を見ながら、セレクトショップに卸売業を開始。2人は白金でアトリエ兼自宅として一軒家を借り、同棲生活をスタート。
その一軒家がのちのe.m.1号店の『e.m.box』となります。
ブランド設立当初は、「ザ・シルバーアクセサリー」のようなゴツゴツしたデザインや、
虫をモチーフとした特徴的なデザインが多く見られましたが、年を重ねるごとにデザインの幅は広がりさまざまなジュエリーを生み出してきました。
永い間愛され続け、e.m.を代表するアイコン的存在となるe.m.eternalが誕生したのもこの時期。男女問わずたくさんの方々が数あるジュエリーの中から自分へ、大切な人へとe.m.eternalを選んでくれました。
2000年代に入ると、シルバーにキュービックジルコニアやパールの組み合わせに加えてさまざまな天然石を取り入れるようになりました。
サンゴやクリソプレーズ、クォーツなどカラフルな石を使いより自由に、クリエイティブなデザインが増えていきます。そして不朽の名作「女の一生リング」が誕生しました。
エンゲージリング・マリッジリング・おばあちゃんからの贈り物に見立てた3本のリングが、それぞれカーブを描き美しく重なりお互いを引き立てあうデザイン。デザインと共にそのコンセプトにも魅了されました。
また、e.m.eternalの爆発的な人気によりe.m.=「キュービックジルコニアを主役にしたキラキラ輝くリング」というイメージがありましたが、その概念を覆すような、シルバーに燻しを施したデザインが多く登場しました。その中でも、スタッフにも人気が高い天然石を使用したカレッジリング。
6種類の天然石とクモやブタなどのファニーなデザインのコンビが人気を博しました。
ジュエリー以外にも、オリジナル家具を作り販売をしたり、内装・デザインなどを手掛けるなど幅広い分野で活躍を続け、新宿伊勢丹や表参道ヒルズなどの百貨店・商業施設への出店が本格的に始動したのもこのころでした。
その頃から、シルバーだけではなくK18やダイヤモンドを使用してありそでなさそなモノづくりを追求します。K18、プラチナもカジュアルに、そしてお気に入りのジュエリーが自分にとってより大切なモノになるよう想いを込め、より大胆に、より独創的にジュエリーを着けることの楽しさを提案しました。
e.m.のシグネチャーデザインでもあるトゲトゲ、スタッズをモチーフにしたシリーズの多くはこの時代に登場します。
「エレガントパンク」と名付けられたコレクションはそのテーマの通り、パンクファッションがみせる尖ったスタイルの中にエレガントで品のあるイメージを取り入れたジュエリーたち。スタッズ×パールのピアスが大人気に。
新たな魅力が加わり、たくさんのジュエリーの中からお気に入りを見つける楽しみも、より一層増しました。
そして20周年を迎える頃、キュービックジルコニアやパールを使ったデザインは提案しつつも、この頃からシルバーそのものの魅力を再提案。
宝石は使用しない地金だけのデザインが多く登場します。
使い込むごとに経年変化が美しく表れるようなテクスチャーを施すことで、より一層魅力的に見えるデザインや、永く着けて自分のシンボル的存在にしたいジュエリーが増えました。
ジュエリーは、いつの時代も変わらず、身に着ける方の魅力を引き立て寄り添います。
そして2021年、e.m.のクリスマスコレクションのテーマは「GOLD -Nostalgic light-」。
ジュエリーは幸せな記憶を呼び起こすモノ。
このさきの未来の記憶がジュエリーとともに、いつか素敵な思い出になるように、心を込めてデザインされています。
ところどころにあしらわれた星のかたちのキュービックジルコニアが、優しく輝きます。
little emblemのクリスマスコレクションテーマは「FLASH」。
恋に落ちる瞬間のような衝撃や、美しい風景を目にした瞬間の目の輝き、未来への希望の光、
など、世界が輝く瞬間の光を切り取り、表現したジュエリーです。
発売日:12月1日(水)
※一部商品のみ10月20日(水)~11月21日(日)まで先行受注会開催
25周年のビジュアルは吉田ユニさんのデザイン。
日本の新進気鋭のクリエイターとのコラボレーションに、今後のe.m.のモノづくりにも期待が募ります。
ジュエリーは形のあるモノですが、それを手に入れることで得られる「気持ち」は形のないモノ。形ある最高のモノを作りながら、形にはならない「あなたのよろこび」も作りたい。
日本のクリエーターブランドとして、時代、世代を超え目標とされるブランドとして
e.m.の考えるモノづくりは今後も続いていきます。
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