＜fillyjonk＞フィリフヨンカのアクセサリーに宿る「思いを馳せる時間」とは | デザイナーズコラム
2021年12月15日(水) ～ 2021年12月21日(火)
Fillyjonk(フィリフヨンカ)は、建築と彫金それぞれを学んだ2人によるデザインユニット。異世界に思いを馳せたり、過去を懐かしんだり、小さな発見があったり、自然を敬ったり…。
そんな「思いを馳せる時間」をコンセプトに、建築や風景や植物をテーマとしたアクセサリーを制作しています。
今回はフィリフヨンカのアクセサリー制作の裏側に迫るべく、お話をお伺いしました。フィリフヨンカのアクセサリーからご自身だけの物語を想像していただけたら嬉しいです。
（デザイナーの兼森周平さんと平岩尚子さん）
Fillyjonkは、デザイナー2人・アシスタントの職人2人の計4人で成り立っています。
１点ものは、原型づくり・仕上げ・石留めまでアトリエにて手仕事で制作いたしております。
（アトリエ写真）
私たちのデザインには直線を極力用いません。指輪のリング部分もクタクタっとした作りになっています。それは、デザイナーの2人ともが好きな建築家”フンデルトバッサー"の『自然界には直線がない』という思想に基づいています。彼の様に自由で楽しさに溢れた物づくりを続けてゆきたいと考えています。
今季のFillyjonkのテーマは"ANCIENT-古代-"。今は機械や道具を使ってミルグレインというデザインを施しますが、昔は１つずつ手作業で行っていただろと想像し、１つずつ彫刻をするように、彫りのデザインを施しました。道具では出来ない温かみのあるデザインを楽しんで下さい。またミルを施すことにより、石の輝きが増します。組み合わせのポイントとしてお選び頂ければと思います。
フィリフヨンカのアクセサリーは普段使いいただけるものを目指しております。ふとした瞬間に見て、眺め、気持ちが穏やかになったり、幸せな気持ちになって頂ければ幸いです。美容院に行った後の様なそんな少しテンションアップしたような気持ちになって頂けばと願っております。
岩田屋では2019年に1週間POP-UPを行なったのが初めてでした。
以前お求めいただいたFillyjonkのジュエリーメンテナンスやお修理もお受けしております。黒ずんでしまったジュエリーは、白い仕上げは無料、goldの再コーティングは1100円〜3000円程度でお直し可能ですので、またこれから永くご愛用いただくためにも是非お持ち込みくださいませ。
とても長くご愛用頂いているお客さまも多く、本当に温かい方ばかりで福岡、九州の皆様にまたご紹介できるのが楽しみです。
PROFILE
＜Fillyjonk＞
Fillyjonk(フィリフヨンカ)は、 建築と彫金を学んだ兼森周平と平岩尚子によるデザインユニット。
異世界に思いを馳せたり、過去を懐かしんだり、小さな発見をしたり、自然を敬ったり…。
そんな「思いを馳せる時間」をコンセプトに、建築や風景や植物をテーマにアクセサリーを制作している。
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