岩田屋本店でも長年POPUPイベントを開催させていただいている“himie”。
福岡でも非常にファンのお客さまが多く、スタイリングを邪魔せず、ワンポイントを与える絶妙なジュエリーは年代を問わずにご愛用いただいています。
今回は”himie”から新作のリングにスポットを当ててお話をお伺いしました。
himieは、アンティークとなる100年後をイメージしながら、「静かなる主張」をテーマに物作りをしています。身に纏うことで、日常の中でふっとやわらかな気持ちになったり、昨日とはちがう自分を見つけたり。
明日をつくる毎日の繰り返しの中にそっと身を置いたジュエリーは、未来への物語を忍ばせます。
もうすぐクリスマス。今年が終わり、新しい年が来るーおとなでも、ワクワクして浮き立つ気持ちになります。その気持ちを、まん丸の金の粒を重ねたジュエリーに閉じ込めました。
金の粒は、ふっくらとした丸で優しい美しさ。たおやかな輝きは冬の装いに温もりを与え、重なった粒は華やかさを演出します。
丸は、始まりも終わりもない、途切れることのない連続の象徴。
泡が消えるように過ぎ去った時間を慈しみ、今ある物を確かめて、次に続く時間へと目を向ける。
今年も色々ありましたが、この粒々のように、まぁるくふっくらした気持ちで新しい年を迎えたい。
祈りと願いを込めました。
PROFILE
<himie>
デザイナーは下川宏道氏。歯科技工士から、独学でジュエリーの制作を始め、自身の作品を近くの公園で展示販売をしたのがきっかけで、ブランドをスタート。100年先、アンティークと呼ばれるようになるまでの一定ではない、時の流れに想いを馳せてデザインされたジュエリーが揃う。
ひとつのジュエリーから、無数の幸せな瞬間が生まれることを祈って。
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