フルーツのように色鮮やかな天然石が、見ていて楽しくなってしまうFruitsjolie(フリュイジョリ)のジュエリー。 1点1点同じものはない天然石の魅力を損なうことなく、ジュエリーに仕立て上げるデザインは、ジュエリー好きの方の心にもぐっと刺さる個性が魅力です。
今回岩田屋本店では初開催となるPOP UPを、11月10日(水)~11月16日(火)に開催します。
デザイナー平井宏幸氏の天然石やジュエリーへの“トキメキ”のルーツを今回はご紹介したいと思います。
<ルーツは幼少時代の昆虫採集>
当時、昆虫採集が趣味で特にモルフォ蝶(「森の宝石」と呼ばれ北南米に生息している青い蝶)などの自然界の色に魅了され、実際に蝶の標本を見よう見真似で本物のように作って楽しんでいたデザイナーの平井氏。その体験を元に感じたことは、すべて綺麗な蝶ばかりではなく、中には蛾のような人によっては気味が悪い色と感じる色も自然界には存在しているということ。一般的に綺麗とされているもの、またそうではないものも含めた自然界の色に「トキメキ」を感じたのだそうです。
現在、フリュイジョリの取り扱っている天然石は200種類以上。プレシャスストーンと呼ばれる無傷でキレイなものから天然特有の内包物やキズのある天然石までラインナップはさまざま。従来、キズがあると石の価値が下がるとされていますが、キズがあるからこそ個性的でさまざまな表情が生まれます。昆虫採集同様に天然石の時間を経て自然に成形された内包物や色に“トキメキ”を感じることができます。
人の個性とも通じる部分がある天然石の個性。自分だけの天然石に出会い、長年身に着けることでまた新たなトキメキが生まれます。
<枠のデザインは石によって決まる>
現代では CAD で枠を生成するのが主流ですが、フリュイジョリ の枠はワックスの塊の状態から一つ一つ掘って全てハンドメイドで製作しています。これらは「天然石がもつ魅力を最大限に引き出したい」という思いによるもの。これらを “ONE TIME(一点物)” 世界でたった一つの特別なジュエリーとして、特別な「トキメキ」をお届けしています。
石の大きさや形によって自然とデザインが決まるため、これと言ったデザインはほとんどなく、まさに一期一会の出会いを体現するジュエリーとなります。
<代々受け継いでいくジュエリーへ>
フリュイジョリ では「製品を大切な人にあげてほしい、そして子供や孫に受け継いでほしい」という信念のもとジュエリーを製作しています。
その中でフリュイジョリ キッズラインを設け、子供から母、祖母と受け継いでいくジュエリーの楽しみ方をご提案しています。子どもはリングとして、母・祖母の代になればピンキーリングやネックレスのペンダントトップとして。そして子どもが成長してもサイズ変更は無料サービスを行っているため(1回のみ)、子どもの頃に買ったジュエリーを自分の子どもにも受け継ぐことができる、共に年を重ねていくジュエリーとなっています。
1点物の天然石と出会う“トキメキ”、身に着ける“トキメキ”、受け継いでいく“トキメキ”。手元はアクセサリーの中でも最も日常的に目に入るパーツだけに、よりいっそう“トキメキ”を感じさせてくれます。
ぜひ自分だけのジュエリーとの一期一会を探してみてください。
PROFILE
<Fruitjolie>
2011年、ジュエリーデザイナー平井宏幸氏が立ち上げたブランド。
天然石のインクルージョン(内包物)や珍しい石にシンプルでスタイリッシュな枠のデザインを用いて作られるジュエリーが人気。
ブランド名の由来は果物のような天然石(fruits)とフランス語の「かわいい」(jolie)を掛け合わせた造語。
その他のコラム
おすすめのイベント