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朝日焼十六世 松林豊斎 茶陶展

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2024/03/04

このたび、博多の地にて十六世豊斎を襲名後、初めての個展を開催させていただく事とても嬉しく光栄に思います。襲名から早くも8年が経とうとしています。

400年以上続く中で、各代は特色を持って朝日焼を継承してまいりました。私も “綺麗寂び” という言葉に向き合い、伝統的な『鹿背』『紅鹿背』、新しい作風『月白釉流シ』、さらにパンデミック中の制作でたどり着いた金彩の作品も出品させていただきます。

皆さまに、十六世豊斎として朝日焼をご高覧賜りご指導を賜れましたら幸甚に存じます。 

                                    朝日焼十六世 松林豊斎

 

 

「トップ画像作品」月白釉流シ金彩茶盌 径12.3×高7.5cm

■十六世陶 

昭和55年 朝日焼十五世松林豊斎の長男(佑典)として生まれる

平成15年 同志社大学法学部卒業

平成16年 京都府立陶工訓練校にてロクロを学んだ後は、父豊斎の許で修行

平成27年 英国セントアイヴスのリーチ窯にて作陶

平成28年 平等院浄土院にて朝日焼十六世豊斎を襲名

      高円宮妃殿下より「朝日」の刻印を拝領する

平成30年 ウェールズ国立美術館より作品買上

 

■朝日焼沿革

世界遺産 平等院から、宇治川を隔てて朝日を望む方角にある朝日山。室町時代に「宇治七茗園」のひとつ 朝日園があった場所でもあります。

朝日焼はその山麓に慶長年間(1600年頃)に開窯。

初代が小堀遠州より「朝日」の印を与えられ、伝統を守り、新しきことへの挑戦、現在へと繋がっています。   

画像

鹿背茶盌 径12.9×高7.2cm

画像

紅鹿背金彩茶盌 径12.0×高8.1cm

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