美術
ごあいさつ
この度、福岡三越にて二度目となる個展を開催させていただきます。
作陶三十周年迎えるにあたり、これまでは青瓷の奥深さを追求してまいりましたが、それに加えこれからは青瓷の幅広さを表現したいと思うようになりました。今回、「雨過天晴」の色を初めて出したと云われている北宋汝窯系の作品と、貫入が際立つ亀甲貫入系の作品に挑戦しました。
新しい仕事に挑む楽しさを感じながら、土や釉薬、窯焚きと向き合い、陶芸家としての本分を改めて考え直す有意義な時間でもありました。
皆さまに会場でお会い出来る時を楽しみにしております。
津金 日人夢 拝
時を超え、多くの人を魅了し続けている青瓷。津金日人夢さんも、その魅力に惹きつけられた一人です。作陶30周年を迎える今もなお、青瓷を追求し続け、一切の妥協を許さない作品。本展では、『雨過天晴』の色を初めて出したと云われている北宋汝窯の作品と貫入が際立つ亀甲貫入系の作品を展示いたします。
(画像作品) 青瓷平壺『 水天彷彿 』径45×高28cm
陶歴
1973年 熊本に生まれる
1993年 有田窯業大学校ロクロ科終了後、熊本に戻り作陶を始める
2002年 西部工芸展 初出品 入選(15回)
2004年 くらしの工芸展グランプリ熊本日日新聞社賞 受賞
2005年 第18回日本陶芸展 初出品入選(4回)
第52回日本伝統工芸展初入選(11回)
2014年 「青磁のいま」出品-東京国立近代美術館他
2016年 第22回美濃茶盌展奨励賞 受賞
全国各地で個展・グループ展多数開催
青瓷 鉢 径35×奥行47×高27cm
青瓷 盌 径12.5×奥行13×高9.5cm
青瓷 氷裂文鉢 径31×奥行36.5×高7cm
青瓷 香炉『花火』 径14.5×高11.5cm
青瓷 氷裂文香炉 径14×高16cm
その他のニュース