美術
静謐な色彩と筆致で描かれたイタリアの風景、静物、アーティチョークを通して、本展のテーマである光の存在感を感じていただけることでしょう。二紀会を中心に活躍する日下部直起の油彩作品を一堂に展覧いたします。
(画像)『アンギアーリの朝陽』油彩 P10
~本展への、作家からの言葉~
イタリアの風景や静物、そしてアーティチョークを通して、時を経ていく中で立ち現れた光のもつ存在感を描いている。
光というのは、消え去った後の余韻の中にこそ劇的な物語を孕んでいる。
余韻は永遠の姿で刻印され、刻を再生していく。
日下部直起 略歴
1959年 京都に生まれる
1982年 金沢美術工芸大学油絵科卒
1987年 二紀展初入選以後毎年(’93奨励賞、’96優賞、’97二紀賞、’99同人優賞、’01宮本賞、’02損保ジャパン美術財団奨励賞、’05会員賞、’11会員優賞、’15委員推挙)
1995年 東京セントラル美術館油絵大賞展 佳作賞
1996年 昭和会展(日動画廊)(’03~’06)
1998年 日本現代作家作品展(中国、上海美術館)
2000年 伊豆美術祭展(IZUBI)佳作賞(’01佳作賞、’02佳作賞)
2001年 文化庁現代美術選抜展, 前田寛治大賞展
2004年 文化庁芸術家在外研修(フィレンツェ)
損保ジャパン美術財団選抜奨励展
2006年~2010年 LIONCEAUX展(日本橋三越本店)
2008年 Proposte dal Giappone 展 (ミラノ、Galleria Schubert)
2009年 個展 (日本橋三越本店)
2012年 われらの地平線展(日本橋三越本店)(’13、’14、’16、’17、’18)個展(日本橋三越本店)
2013年、15年 La luce nel tempo(三人展)(フィレンツェ、Luzart Gallery)
2018年 個展(日本橋三越本店)
La luce nel tempoⅢ 3人展(フィレンツェ、Accademia delle Arti del Disegno)
2020年 個展(阪神百貨店梅田本店)
2021年 日下部直起画集「再生する刻」発刊
2022年 個展(名古屋栄三越)
現在 二紀会委員
『海の声を聴く』 30号F
『逆光の劇』 30号F
『魔法のことば』 8号F
『朝焼けの胎動』 60×120㎝
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