美術
岩田屋三越美術画廊では、田中千智の個展を開催いたします。田中千智は、2023年に福岡市美術館で大規模な回顧展を開催。併せて3年間限定で展示される巨大壁画に、毎年現地で加筆していく「生きている壁画」が現在も美術館内で公開しています。今、福岡で注目されている気鋭の画家の一人です。彼女はアクリル絵具を使ったフラットな漆黒の背景に、艶やかな油彩で人物を描くという独自の手法を開拓しました。また漆黒の中にきらめく風景など、相反する要素が組み合わされた幻想的な作品ばかりです。そして、昨年から能古島(福岡市)にアトリエを構え、彼女の目に映る自然や風景も一変し、画面に広がる色彩も少しずつ変化を見せています。この2年の間に新しく描かれた作品群を中心に約60点を展示販売いたします。
渡船場
2024
F8(38 × 45.5 cm)
油彩、アクリル、キャンバス
木と人
2024
F8(38 × 45.5 cm)
油彩、アクリル、キャンバス
ひまわり
2024
F8(38 × 45.5 cm)
油彩、アクリル、キャンバス
雨の日
2024
F8(38 × 45.5 cm)
油彩、アクリル、キャンバス
田中 千智 / Chisato Tanaka
1980年兵庫県生まれ、福岡県糸島市出身。中学生の頃から油絵を描き始める。1998年九州産業大学付属九州高校デザイン科卒業。2005年多摩美術大学美術学部絵画学科油画專攻卒業。2006年より福岡を拠点に画家として活動を開始。近年は国内で多数の展覧会を開催するほか、韓国・シンガポール・台湾・英国など海外での展覧会にも出品多数。また書籍の装丁画やパッケージのカバーアートなど、幅広い活動を行なっている。2019年に西日本文化賞 奨励賞、2024年に福岡県文化賞奨励賞を受賞。
主な展覧会は、2014年「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ」福岡アジア美術館(福岡)、2016年「I am a painter」横浜市民ギャラリー(横浜)、2021年「九州洋画 I:大地の力‐Black Spirytus」久留米市美術館(福岡)、2022年「1000のキャンバス」Bunkamura Gallery(東京)、2023年「地平線と道」福岡市美術館(福岡)など。
現在、福岡市美術館で期間限定公開する巨大壁画、「生きている壁画」の公開および現地制作のプロジェクトが進行しています。2025年1月7日(火)~1月末迄の期間に美術館内で、最終年の現地制作を行います。(壁画の公開は2025年12月末迄)
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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