美術
自然豊かな伊豆の植物や野鳥、魚たちを染付で表現。
形態と加飾の融合を追求し、余白の美しさに作家の息遣いが宿る新作100点余りを一堂に展示いたします。
この機会にぜひ、ご高覧ください。
【トップ画像】
染付大鉢 金魚 (径45.0×高12.7cm)
左:染付箱 竹の子に雀(径17.7×高11.2cm)
右:染付香炉 竹の子に雀(径8.0×高13.8cm)
ごあいさつ
染付は、私にとって長く寄り添ってきた大切な表現です。
器に絵を描くことは、完成を目指すと同時に、自身と向き合い問いを重ねる時間でもあります。
「染付において大切なのは作家の息づかいである」という教えが、今も心に残っています。
思い通りにならない線やにじみ、焼成によって現れる景色。
そうした不確かさこそが陶芸の面白さであり、染付の奥行きを生むものだと考えています。
また、器の形や余白も、息づかいを宿す大切な要素です。
形と加飾が響き合うことで、一つの表現として成立することを常に心がけてまいりました。
本展では、そうした制作の一端をご覧いただけましたら幸いに存じます。
日頃よりのご高配に深く感謝申しあげますとともに、ご高覧賜りますようお願い申しあげます。
小枝真人
染付鉢 細魚(径30.5×高7.8cm)
染付茶碗 目白(径12.3×高8.4cm)
染付茶碗 四十雀(径11.4×高7.7cm)
左:染付茶碗 蛸(径8.0×高10cm)
右:染付香炉 蛸(径10.2×高14.7cm)
【 陶歴 】
小枝真人 Makoto Saeda
1973 神奈川県藤沢市生まれ
1998 瀬戸染付公募展奨励賞受賞
1999 愛知県立芸術大学陶磁專攻卒業(桑原賞受賞)
東海伝統工芸展 静岡県教育委員会教育長賞 受賞
日本伝統工芸展初入選
2001 愛知県立芸術大学大学院陶磁専攻修了(作品買上げ)
東海伝統工芸展 名古屋市長賞 受賞(2006年)
加藤作助、太田公典、両氏に師事
2002 東海伝統工芸展 名古屋市教育委員会賞 受賞
瀬戸染付公募展 染付賞 受賞
2003 瀬戸染付研修所修了
東海伝統工芸展 中日賞 受賞
静岡県伊東市に築窯、独立
2005 東海伝統工芸展 東海伝統奨励賞(松坂屋賞)受賞
菊池ビエンナーレ展 入選
2009 東海伝統工芸展 岐阜県教育委員会賞 受賞
2010 日本橋三越本店にて個展(2012・2014・2017・2021・2024年)
2011 The Clay Studio (フィラデルフィア)にて「Five by Eight: New Ceramic Art from Japan 」展開催
Stony Brook大学(ニューヨーク)にて講演会開催
東海伝統工芸展 愛知県知事賞 受賞(2013年)
2015 東海伝統工芸展 審査委員 招待出品(2019・2022・2026年)
2016 新潟三越にて個展(2023・2025年)
2018 日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞 受賞
静岡県文化奨励賞 受賞
2019 アジア現代陶芸展出品
2020 愛知県芸術文化選奨 文化新人賞 受賞
伝統工芸陶芸部会展 審查委員(2026年)
2021 国際陶磁器展 美濃 入選
日本博 Kougei Dining 2021 出品
2023 東海伝統工芸展 日本工芸会賞 受賞
静岡県工芸美術展 最優秀会員賞 受賞
菊池ビエンナーレ展 奨励賞 受賞
福岡三越 岩田屋三越美術画廊にて個展(2026年)
2025 東海伝統工芸展 NHK名古屋放送局長賞 受賞
菊池ビエンナーレ展 入選
パブリックコレクション:愛知県立芸術大学/フィラデルフィア美術館/MOA美術館/緑ヶ丘美術館
現在:静岡県伊東市にて作陶
(公社)日本工芸会正会員/愛知県立芸術大学准教授
※実際の作品と色味が多少異なる場合がございます。予めご了承ください。
※作品に関するお問い合わせは 福岡三越4階 岩田屋三越美術画廊 092-726-7789(直通)まで。
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