食料品
【冬至とは?】
冬至(とうじ)とは1年で1番、太陽の出ている時間が短く、夜が長い日です。
冬至は二十四節気のひとつ。二十四節気は季節の移り変わりを知るためのもので、約15日間ごとに24に分けられています。
二十四節気は約15日間ごとの期間ですが、かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入る冬至の日は、冬至に入る日をさしています。
また、冬至に食べるとよいとされている食べ物の名前に「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。
にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん……など「ん」のつくものを運盛り(うんもり) といい、
縁起をかついでいたと言われています。
【冬至にかぼちゃを食べるといわれる理由とは】
かぼちゃは別名「なんきん」、漢字では「南瓜」と書きます。冬至は陰が極まり再び陽にかえる日なので、陰(北)から陽(南)へ向かうことを意味しており、冬至に最もふさわしい食べものになりました。
また地域によっては冬至には小豆とかぼちゃを煮た「いとこ煮 」を食べることもあります。
なお、本来「いとこ煮」とは、硬いものをおいおい(甥)めいめい(姪)炊き込んでいくことから、甥と姪で「いとこ煮 」と名付けられた料理なので、小豆とかぼちゃ以外の場合もあるそうです。
※材料を小豆ではなく、甘いゆで小豆を使えばおやつにもなります。
柚子
冬至といえば柚子湯が欠かせません。
冬至の日、柚子湯に入ると風邪をひかずに冬を越せると言われており、冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもありました。
また、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められていると云われています。
かぼちゃ(南京)
かぼちゃは本来は夏が旬ですが、夏に採ったものを貯蔵しておくことで自然と甘味が増すそうです。
新鮮な野菜が少なくなる時期、これからの冬を乗り切るためにも、冬至という節目の日にかぼちゃを味わって栄養をつけようという先人の知恵とも云われています。
にんじん(人参)
β-カロテンの多さは緑黄色野菜の中でもトップクラスで、カロテンの名は英語の「キャロット」に由来しています。皮の近くに多く含まれているので、皮ごといただくか、薄くむいて食べましょう。
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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