学 IWATAYA・文喫

思いがけない本との出会いを。”入場料のある本屋”〈文喫/ぶんきつ〉のたしなみ方

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2022-07-18

2021年3月末にオープンした本屋〈文喫〉。

”入場料のある本屋”と聞くと、「お金をとるの?」「どんな施設なの?」「少し入るのが億劫だな」と思う方もいらっしゃると思います。

 

今回はその、気になる”有料エリア”の施設中に入ってみたいと思います。

 

 

 

―——————文喫とは?

 

文喫は、”本と出会うための本屋”をコンセプトにしています。

この施設は、お客さまが思いがけない本と出会ったり、一冊の本とじっくり向き合うことが出来る。

そのきっかけを創るための空間やサービスを提供する本屋です。

ですから、本好きの方も、普段あまり本を読まれない方も、おしゃれ空間がお好きな方も、静かな空間で考え事をしたいという方にも、ぜひ訪れていただきたい場所です。

 

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人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで、幅広いジャンルの約3万冊の書籍を販売しています。

空間や選書にかなりのこだわりを持っています。文喫のスタッフが厳選した本のみが並んでいて、本棚には1つとして同じ本がありません。

本の配置も、本を手に取る時、関心ごとから派生した本がすぐ傍にあり深みに、1つのストーリーを紡ぐように、並んでいます。

 

 

〈施設マップ〉

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〈有料エリア〉では、書籍を上質な空間でゆったりとご覧いただけるほか、珈琲・煎茶をおかわり自由で楽しんでいただけます。

図鑑や写真集、洋書など、なかには普段あまり出会うことができない個性的な本も目を引きます。

 

〈無料エリア〉では、雑誌や新刊などのラインナップをご用意しお気軽にお立ち寄りいただけるようになっています。

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文喫の基本的な楽しみ方はこちら!

 

■文喫のたしなみ方

入場料 1,650円 ※土日祝は1,980円 (小中学生全日550円)

1.総合受付で入場バッジを受け取る

2.飲食受付で珈琲・煎茶(おかわり自由)を受け取る

3.じっくりと本を選び、好きな席で過ごす

4.意中の一冊と出会うかもしれない

5.店内の全ての本が購入可能

6.お帰りの際は入場バッジを受付に返す

 

「ナイトクルージング」という午後4時以降にご入場の方は、入場料770円でご利用いただけるサービスもあります。

比較的遅いお時間帯に余裕のある方、お試しに利用してみたいという方にはおすすめです。

―——————文喫の4つのお部屋

 

好奇心をくすぐるカテゴリーが並ぶ「選書室」、一人で本と向き合うための「閲覧室」や、子どもが思い思いに本を愉しめる「児童書室」。小腹を満たすことができる「喫茶室」も併設。

それぞれのお部屋に入ってみましょう。

 

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①選書室

食や日本文化、ファッション、アート、デザインといった知的好奇心をくすぐるようなジャンルの本が並んでいます。

文庫本だけではなく、写真集やアートの作品集、洋書なども並んでいるので、眺めるだけでもときめいてきます。

気になる本を見つけたら、手に取ってすぐ近くにある席に腰かけて広げてみましょう。

意中のものに出会うと、あっという間に時間が経っている。そんな事もありそうです。

 

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喫茶のメニューは、見た目も素敵なお食事とデザートが揃っています。

おすすめは『オムハヤシプレート(1,210円)』と『厚切りフレンチトースト~ベリーソースとバニラアイス添え~(968円)』。

 

『オムハヤシプレート』は、とろとろの卵とハヤシソースの相性が抜群で、一口頬張ると幸せが広がります。

ほろ苦いハヤシソースはブラックカカオパウダーが隠し味なんだとか。付け合わせとサラダがあるのも嬉しいポイントです。

 

『フレンチトースト』は、オーダーが入ってからひとつずつ焼き上げるので香ばしいかおりが漂ってきます。

ふわふわのフレンチトーストは一晩漬けこんであるので、中までしっかりと味がしみ込んでます。

一緒に添えられているバニラアイスと自家製のベリーソースの酸味がアクセントになった、大満足の一品です。

 

 

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③児童書室

子どもを子ども扱いしないをテーマにした「児童書室」。

この部屋では、靴をぬいでもこもこのクッションでくつろぎながら本を楽しめるスペースです。

アーチ状の本棚や、黄色と青を基調とした空間など、わくわくするような装飾になっています!

 

本の配置も面白い工夫がされています。普通の本屋さんだと、絵本がシリーズごとに並べられていることが多いと思います。

ここに並んでいる本をよく見ると、絵本の間にはその”関心ごと”に合った書籍も置いてあり、子ども達が自然に手に取り、

興味を持ったことを深く知ることが出来るようになっています。

 

また、天井に吊られているモビールは、実は福岡出身で世界的にご活躍の陶芸作家〈鹿児島睦さん〉のオリジナルモビールなんです。

ゆらゆら揺れて、きらりと光る作品はとても素敵です。もちろん大人の方も入っていただけますので、ぜひご覧ください。

 

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④閲覧室

ヨーロッパの図書館を感じさせるデザインの「閲覧室」。

落ち着いた空間でヒーリング音楽が静かに流れているので、集中して読書や作業をするのにうってつけです。

気づいたら何時間も経っているということもありそうです。

ここには人文科学や自然科学、文学といったジャンルでライトな本から読み応えのある本まで、一点一点選び抜かれた本たちが揃っています。

 

また、ビジネスマンにも朗報です!

Wi-Fiや電源完備、ケーブルの貸出などのサービスも行っているので、職場、家とは違った「第3の場所」として活用も出来ます。

デザインやアートの本も揃っているので、合間に本を広げてアイデアのヒントや知識を得ることも出来ます。

 

月額サービス「定期券サービス」もご用意しておりますので、お得にお通いいただくことも出来ます。

サービス詳細については、こちらのページに記載していますので併せてご覧ください。→〔文喫紹介ページ〕

 

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また、文喫は”高感度な学びを提供するカルチャースクール” 学 IWATAYA(まなびいわたや)と併設しています。

アート、ダンス、美、食など、17ジャンルの面白いラインアップが揃っています。

月に1、2回通っていただくスタイルの講座や、1日だけの講座もあるので、お気軽にご利用いただけます。

 

講座を受講する日は、そのまま文喫も利用できるので充実した1日が過ごせそうです。(※一部、サービスが異なる講座もあります。)

文喫で本を読んで興味を持ったものを、実際に体験して知識を深めるというのも、この施設ならではの楽しみ方ですね。

 

講座の詳細は、こちらのページにありますのでぜひご覧ください。→〔学 IWATAYAサイト〕

 

▽YouTubeでもご紹介しております

※価格はすべて、税込です。

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