Gallery CONTAINERでは、テンペラと油彩による古典技法を用いて、独自の世界を紡ぐ齋藤ナオさんによる特集展示を開催いたします。

淡く繊細な絵肌に浮かび上がる少女たちは、そっぽを向いたり、じっとこちらを見つめたりと、静かな存在感を放ちます。

ふわりとした着ぐるみや幻想的な背景の中に込められたのは、齋藤さん自身が日々感じたことや、言葉にしきれない思い。

鑑賞者は、描かれた瞳の奥にある物語とそっと対話を交わすことになるでしょう。

可愛らしさと静謐、やさしさと鋭さが共存する世界に、ぜひ触れてみてください。

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お元気ですか?

サイズ：SM

テンペラ、油彩

齋藤ナオ

1982年　福島県郡山市生まれ

顔料と卵をもちいて描く古典技法・テンペラと油彩をくみあわせた作品を制作する。

画風を模索していた20歳のころ、夭折の画家・有元利夫氏の作品と出会って以降、その作品世界に魅了され、似た風合いをつくりだすテンペラ混合技法をもちいて作品を制作するように。水彩と油彩のあいだのような、独特で、どこか懐かしさも感じさせる絵肌が特徴。