アートギャラリー
Gallery CONTAINERでは、「見る」とは何かを問いかけ、思考する作家、中村美津穂による個展を開催します。作品はアクリル板にシルクスクリーン印刷を施すという新奇な手法で制作され、見た者の動きや意識に合わせて印象を変え、波模様のモチーフが浮かび上がります。本展では、初期より制作している〈see〉シリーズをはじめ、複数のシリーズを一堂にご紹介します。この機会にぜひご高覧くださいませ。
「see -no.18-」(2023、50.0×50.0cm、スクリーンプリント アクリル板 印刷用インク 顔料)
image 5
2020
23.0×23.0cm
スクリーンプリント アクリル板 印刷用インク 顔料
image 13
2020
23.0×23.0cm
スクリーンプリント アクリル板 印刷用インク 顔料
see / be seen
2024
44.0×44.0cm
スクリーンプリント アクリル板 印刷用インク 顔料
中村 美津穂|Mizuho Nakamura
1994年東京都生まれ。2016年明星大学造形芸術学部造形芸術学科絵画コース卒業。
私が制作を続ける理由には私は何を見ているのか?というとらえ難い疑問が自分の根底に存在しているからです。見るという行為に関して、私たちがある対象を見たその時点でその対象は解釈されたかたちでそれぞれの人の中に存在し続けます。日々凄まじいスピードによってそれらは私たちの中に数多く取り入れられ、複雑に作用し合って変化したり忘れ去られたり、また大切に保管されたりしてして私たちは日常を過ごしています。見るという一連の行為は自分や他人を含めた「その人」のためにあります。これは誰にも介入できないその人にとって特別なものだと感じています。当たり前でありながらとても不思議で特別なこの「見る」ということについて少しでも近づきとらえたいという気持ちがあるため制作を続けています。
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
その他のニュース