岩田屋三越のサステナビリティの考え方

従業員エンゲージメントの向上 「従業員エンゲージメント」を企業の持続的な成長のための重要な土台であると位置づけ、すべての従業員が“働きがい”と“働きやすさ”を実感できる様々な取り組みを推進しています。

CDP

従業員一人ひとりがキャリアプランを会社と一緒に作っていくCDP(キャリアデべロップメントプログラム)の策定を進めています。
昇格、副業、学びなおし、ボランティアなど従業員一人ひとりが描くキャリアプランに加え、病気、育児、介護、家族の転勤など一人ひとりのライフサークルに対応できる制度の充実も図り、たのしくモチベーション高く、生きがいを感じながら働く環境づくりをサポートします。

誰もが働きやすい会社へ~障がい者雇用施設との取り組み~

1991年、鹿児島県大崎町にて知的障がい者授産施設・社会福祉法人 愛生会を運営していた新平重人氏と岩田屋(現・(株)岩田屋三越)の社長、中牟田健一(当時)の間で障がい者に就労の場を提供しようという思いで(株)愛生が設立されました。のち、1998年には㈱岩田屋の特例子会社に認定され、現在13名の障がい者が在籍しています(※)。※2024年2月現在
愛生の主な業務は、岩田屋、福岡三越両店で使われる用度品やブランドショップの手つき紙袋の製作と野菜づくりです。また、愛生は雇用確保と社会参加促進のために、高付加価値な農業への取り組みを創業以来続けています。ここでつくられた野菜は、安全で高品質な農産品の一貫した生産管理体制が構築できていることを評価され、世界120か国以上で運用される国際標準のグローバルキャップ認証を鹿児島県内の生涯福祉事業所として初めて取得しました。
また、人の交流もあり、愛生にて年に一回開催される「大運動会」には㈱岩田屋三越の新入社員がサポートとして参加、また夏に開催される「カブトムシ相撲大会」の応援にも有志で駆けつけています。
このような機会に愛生の方々と直接触れ合うことは、従業員の意識改革、ダイバーシティの理解が進むきっかけになっています。