岩田屋三越のサステナビリティの考え方

持続可能な社会
時代をつなぐ
未来に向けて持続可能な社会をつなぐため、 安心・安全な商品・サービスの提供、 脱炭素化や省資源をはじめとした 環境負荷軽減につながる取り組みを推進しています。

think good 『デニム de ミライ ~ DENIM PROJECT ~』

「think good」とは、岩田屋三越がサステナビリティに取り組んでいくうえでお客さまとも共有していきたいと願う合言葉です。「想像力を働かせよう」、「真摯に考えていこう」という私たち自身に対する問いであり、ヒトやモノやコトあらゆる価値観を尊重するという意志表示でもあります。
『デニム de ミライ』はアメリカのロサンゼルスで、ダメージや汚れがひどく、引き取り手がいなかった約20トンの<リーバイス® 501®>のデニムと、アイロンプレス会社として長年に亘りアイロンプレス、検品補修、洗い作業を専門に行ってきた株式会社ヤマサワプレス(本社:東京都足立区)との出会いからスタートしました。本プロジェクトでは、ヤマサワプレスが長年培ってきた技術をもとに、手作業によって一本一本を丁寧に洗濯をしたデニムを、デザイナーやクリエーターなど様々な人たちとのコラボレーションを通じて、もう一度蘇らせていくことにチャレンジをした”持続可能なプロジェクト”です。洋服やバッグ、シューズなどのファッションアイテム、家具などのライフスタイルアイテムなど、約50のブランドやクリエーター、アーティストによって150型以上のアイテムが、アップサイクルされ誕生しました。

環境にやさしい包装形態の推進

岩田屋三越では環境にやさしい企業でありつづけるためにさまざまな活動を行っており、その一環として、省資源のため、環境にやさしい包装(エコ包装)や掛け紙の簡素化を推進しています(あわせまして、2021年夏よりエコ包装、簡易掛け紙以外をご用命の場合は別途包装料金を頂戴しております)。
ご来店されるお客さまも環境に対する当社の考えにご賛同いただける方が多く、結果として包装紙の使用量を前年度より約5.5トン削減することにつながりました(2021年度)。今後も、贈り物の文化を大切に考える企業として、環境に配慮し、贈る方と贈られる方、双方にお喜びいただける、時代に即した新しい贈り物の在り方を提案してまいります。

社内業務のペーパーレス(デジタル化)推進

DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環として、社内業務のペーパーレス化(デジタル化)を推進しております。
2023年 岩田屋三越
【ペーパーレス】
A4紙 使用量推定 ▲1,594kg 前年比85.4%
包装紙 使用量推定 ▲3,455kg 前年比85.4%

買い物袋有料化

岩田屋三越は容器包装リサイクル法の関係省令改正に伴い、2020年7月より、プラスチックや紙も含めた「資源の総量の抑制」を目的に、食品レジ袋およびプラスチック製買物袋の配布を順次廃止しました。
食品フロアではレジ袋に替わり、オリジナルコンパクトバッグや強度と耐久性を兼ね備えた有料の紙製買物袋をご提案させていただきます。「マイバッグの利用と持ち歩き」がスタンダードなライフスタイルとなるようにお客さまと共に目指してまいります。

館内照明LED化、クールビズ、ウォームビズの推進

当社が消費するエネルギーの大部分が天神で営業する2店舗(岩田屋本店、福岡三越)で発生しています。少しでも環境への負荷を軽減するため、省エネに努めています。店舗内の営業エリアについては天井照明をすべてLEDに切り替え済み(2020年度中実施済み)。現在バックヤードの照明の切り替えを随時進行中。温室効果ガス削減策に伴いガソリン使用量の少ないハイブリッド車を一部導入し、環境にも配慮しています。
また、クールビス、ウォームビズを推進することで、館内の冷暖房の温度設定を夏場は高く、冬場は低く設定することで省エネにつなげています。冬場に館内でジャンバーを着用している販売員をお見掛けの際は、ぜひこのような活動に思いをめぐらせていただけると幸いです。