婦人服・紳士服
大人なら押さえておきたい、冠婚葬祭における礼装マナー。
結婚式や入学式、お葬式......冠婚葬祭にはさまざまな場面がありますが、細かい服装のマナーが多々あります。
今回は、葬儀や告別式におけるマナーをご紹介します。
冠婚葬祭の中でも特に注意点の多い、お葬式での服装を確認していきましょう。
礼服とは冠婚葬祭など改まったシーンに着用するもので、「正礼装」「準礼装」「略礼装」 「平服」の4つがTPOに応じて使い分けられます。
喪服は葬儀や法事などの弔事の際の装いですので、喪服は礼服の一部であると覚えておきましょう。
法事の服装は喪服がマナー?
喪家や喪主という立場に限らず、三回忌までは身につけるものすべて喪の表現をやや濃く、極力装飾が少ない服装を選びます。
喪家や喪主の場合、四十九日・一周忌までは、正喪服か準喪服、三回忌以降は略喪服が一般的です。
葬儀・告別式に参列する際は、原則喪服の着用が求められます。
ブラックフォーマルといえばアンサンブルスタイルが定番ですが、実はパンツやスカートスタイルも。
黒のスーツかワンピースに、黒のストッキングと靴の着用が基本となります。
ワンピースを着用する場合には、スカート丈はふくらはぎか膝下くらいまでが一般的です。
葬儀においては服装と同様、靴にもマナーがあります。
基本的に葬儀で履く靴としてふさわしい色は喪服と同じく黒です。
黒の無地パンプスが無難です。靴の素材については革ではく、布が好ましいとされています。
また光沢のあるエナメル素材は派手な印象を与えるため控えましょう。
黒が基調でもスニーカーやサンダルといったカジュアルな靴は葬儀の場にふさわしくありません。
無難と思われがちなローファーも避けた方がよいでしょう。
平服とは「礼服・礼装でなくても良い」という意味がありますが
「本来なら礼服や礼装で出席するがそこまでの服装でなくても良い」程度のニュアンスのため、カジュアルすぎる装いは避けましょう。
葬儀・告別式では喪に服すことが第一となるため、平服の場合でも、結婚指輪以外のジュエリーは外すようにしましょう。また、黒を身に付ける場合は、ジェットを選ぶことをお勧めします。
<イギン>ブラックフォーマルアンサンブル
40代~50代に最適なシンプルなデザイン。曲線を生かしたカッティング、フラップデザイン、軽さのある光沢素材に、肩パッドレス仕様ですっきりとした印象です。
型番:1708536
サイズ:9号~15号
121,000円
5階 フォーマルサロン
<イギン>ブラックフォーマルパンツスーツ
ブラウスは、前から後ろに流れるようなフレアーシルエット。身頃のシルエットに馴染むような分量感があるスリーブは、前スリットあき仕様で優雅に見えます。パンツは、履きやすさを重視したウエストゴム仕様。分量があっても落ち感のある素材でスッキリ見えます。
型番:1705472
サイズ:9号~13号
110,000円
5階 フォーマルサロン
<イギン>ブラックフォーマルワンピース
3WAYワンピース。ドロップショルダーでサイズ感を気にせず着用出来ます。表、裏共にストレッチ素材で、前開き仕様。同素材のタイと白いタイ付きで、冠婚葬祭で活躍する便利な1着です。
型番:1901110
サイズ:9号~13号
88,000円
5階 フォーマルサロン
【利便性重視】機能別ブラックフォーマル
喪服は着る機会が少なく、「クリーニングに出さなきゃ」や「収納していたらシワになっていた」などお悩みも尽きないはず。
ブラックフォーマルでも利便性を重視したアイテムが増えており、長時間着用していてもシワになりにくい素材を使用したものや
自宅の洗濯機でも洗えるものなど様々なバリエーションがあります。
ご自身のライフスタイルによって、使い勝手のよい喪服を選ぶのもおすすめです。
【ウォッシャブル】<イギン>ブラックフォーマルアンサンブル
シャープなシルエットでありながらソフトな着心地の1着。一つ釦止めなのでジャケットを着慣れて無い方にも勧めです。ポリエステル100%なので自宅でも洗えるウォッシャブルなので、着用後のお手入れも簡単です。
型番:1118052
サイズ:9号~15号
71,500円
5階 フォーマルサロン
【ストレッチ&ウォッシャブル】<イギン>ブラックフォーマルパンツスーツ
ジャケットのシルエットは飽きのこない切り替えディテール。パンツのウエストは後ろをゴムにし履きやすさを重視。夏にはブラウスとの組み合わせることで清涼感もありオールシーズン対応になっています。
ストレッチ性の優れたソロテックス素材と、発色の良いポリエステルを使用していますのでウォッシャブル機能と快適なストレッチ性を兼ねそろえています。
型番:1105571
サイズ:9号~15号
82,500円
5階 フォーマルサロン
【軽量&ウォッシャブル】<イギン>ブラックフォーマルアンサンブル
東レの軽量素材「エアレーヌ(R)」で仕立てたアンサンブルです。
シンプルさの中に微光沢があり上品なデザインがポイントの一着。ラウンドカラーのジャケットですっきりした印象に。
フォーマルに相応しい上質感はそのままに圧倒的な「軽さ」を実現。軽い着心地で、長時間着用しても快適に過ごせます。
自宅の洗濯機で手軽に洗えて、汗ばむ夏も清潔に着用できます。
型番:1118051
サイズ:7号~15号
66,000円
5階 フォーマルサロン
アクセサリーやバッグはどのようにしたらよい?
洋装はアクセサリーをつけることで完成しますので、ネックレスやイヤリングはマストアイテムといえます。
葬儀における持ち物は、宗派によって異なりますが、基本的にはナイロンなどの布製のバッグ、財布、香典、袱紗、数珠などが必要です。
バックについては身の回りの手荷物をまとめて持つ事ができる大き目のバッグやサブバッグがおすすめです。
喪の席では「華美でないこと」が大切なポイントです。
黒の布製など控えめなデザインや持ちやすい軽量のバッグを選びましょう。
アクセサリーは、派手なデザインや光沢のあるものは避け、結婚指輪以外は外すようにしましょう。
涙を表すとされているパールのネックレスは「月の涙」ともいわれており、故人様やご遺族への敬意の表れにもなります。
真珠の色には「白」「黒」「グレー」「ピンク」「ゴールド」などありますが、おすすめなのが白色です。
上品な大きさの真珠なら、冠婚葬祭すべてに使えるでしょう。黒やグレーでも問題ありませんが、黒蝶真珠など深みのある色を選ぶ際には、華やかな印象を与えてしまわないよう大きさに注意すると良いでしょう。
長すぎるネックレスは「悲しみが長引く」と連想させるため、鎖骨にかかる40~42cmほどの長さがふさわしいとされています。
8〜9ミリほどの大粒のパールが使用されることが多いですが、故人を偲ぶ場である葬儀では、7〜8ミリ程度のパールでも問題ありません。
また、「不幸が重なる」ことを連想させることから2連や3連のネックレスは避けてください。
最近では、冠婚葬祭全てに使用できるパールアクセサリーが多く
ネックレスの場合には、鎖骨にかかる40〜42センチほどの長さが適しています。
葬式で着用できるジュエリーに「モーニングジュエリー」というものがあります。
モーニングジュエリーとは、喪に服する際に身につけるジュエリーの中で最も正式とされている装飾品のことで
英語で「喪」「哀悼」を意味する「モーニング(mourning)」が名前の由来となっています。
ジェット(流木の化石)やオニキス、黒珊瑚、黒曜石などの素材が使用されています。
ネイルをしてもよい?
人によって価値観は異なるものの、お葬式にネイルをして参列するのはマナー違反と思われる可能性もありますのでネイルをオフした方が無難だといえます。しかしお葬式の通知は突然やってくるものなので、サロンの予約が取れずネイルをしたまま参列しなければならない場合もあるかと思います。
そのような場面で役立つのが手袋です。手袋をはめればネイルを見られずに済むので、お葬式用に販売されている黒い手袋を着用しましょう。
このとき、革製の手袋は殺生を連想させるため、お葬式の場にはふさわしくありません。またレースなどの装飾は、華美なものでなければ許容範囲です。焼香の際は手袋を外すのがマナーですが、背面にいる参列者からは手元が見えにくいため、ネイルに気づかれる可能性は低くなります。ただし、通夜振る舞いなど食事の席では手袋を外さなければならないので注意しましょう。
【お問い合わせ先】
福岡三越 5階 フォーマルサロン
電話:092-726-7806 直通
モーニングジュエリー
ジェットは海底で数百万年の歳月を経てできあがった樹木の化石であり、モーニングジュエリーとしてイギリス王室で用いられてきました。
<イギン>
ネックレス(ジェット)
直径8mm
長さ42cm
63,800円
5階 フォーマルサロン
パールジュエリー
上品なホワイトで
7〜9ミリ程度の大きさのパールですと冠婚葬祭すべてにお使いいただけます。
<イギン>
ネックレス イヤリングセット(パール)
直径9mm
長さ42cm
24,200円
5階 フォーマルサロン
ホースバッグ
馬の尾の毛を採取し、古くから使用されていた織機で生地にしたものを使用したバッグです。
しなやかな強靭さはそのままに、一本一本に美しい色彩をまとったホースヘアは、まさに貴重な素材です。
<ジュバルアドレ>
型番:8455847
220,000円
5階 フォーマルサロン
袱紗(ふくさ)と念珠
香典を包む絹の布、袱紗(ふくさ)には、紫や藍、グレーなどの寒色系を選びましょう。
この中でも、紫色であれば、慶事・弔事両方に使えて便利です
念珠
紫がポイントになった房は、正統派の雰囲気が漂う頭付き。
<イギン>袱紗(ふくさ)(写真左)
5,500円
<イギン>念珠入れ(写真中央)
4,400円
<イギン>念珠(写真右)
16,500円
5階 フォーマルサロン
手袋
総レースデザインが手元をエレガントに彩る手袋。 冠婚葬祭のさまざまなシーンで活躍するフォーマル用のアイテムです。
手元を綺麗に見せてくれる程よい透け感です。
<イギン>手袋
4,950円
5階 フォーマルサロン
ブラックパンプス
無地の黒パンプスの中でも、葬儀ではつま先の丸い「プレーントゥ」が無難です。つま先が角張った「スクエアトゥ」でも問題はありませんが、つま先が尖っている「ポインテッドトゥ」は避けましょう。
ストラップについては、華美なデザインでなければ問題ありません。
夏場の葬儀ではつま先のない「オープントゥ」を選びがちですが、葬儀ではふさわしくないデザインとされています。なるべく避けましょう。
ブラックパンプス
品番:8570157
サイズ22.5~24.5
30,800円
5階 フォーマルサロン
男性のブラックフォーマルスーツはどのように選び、着れば良いかご存知でしょうか。
ブラックフォーマルの基礎知識、着用の時に気を付けたいポイントから選び方をご紹介します。
冠婚葬祭に着用する黒い礼服が、ブラックフォーマルと呼ばれます。普通のスーツとは素材やデザインが異なります。
男性の場合、通常のダークカラーのスーツを着用する方もいますが、両者は別物。「暗い色のスーツだから大丈夫だろう」ということはありません。
弔事ではあくまで控えめに。ネクタイ・ベスト・カフスとすべてブラックに統一が鉄則。
正式な洋礼装の代表格として、黒のモーニングコートが挙げられます。モーニングコートに合わせるのは、コートと対のベストとグレー×黒の縦縞模様のパンツです。
「モーニングコートって結婚式だけじゃなくてお葬式でも着るの?」と驚いた方もいらっしゃるかもしれません。
モーニングコート自体は慶弔兼用で、ベストへの白衿の着脱で使用シーンが変わります。
弔事の場合、白衿がついている場合は外し、ズボンにはサスペンダーをつけます。
モーニングコートのほかにも、フォーマルスーツのジャケットデザインはダブル・シングルのどちらを選んでもかまいません。
そのほか身につけるものとしては白いワイシャツ、黒無地のネクタイ、足元は光沢や装飾のない黒の靴です。靴下も黒の無地で揃えます。
また、喪主や世話役代表などご葬儀の主催側は、基本的に正式な礼装の着用が好ましいです。そのため、一般会葬者の方々は略式の喪服でよいでしょう。
略礼装には、濃い紺やグレーなど無地のダークスーツも含まれます。
ネクタイは一般的な黒のタイをつけ、ネクタイピンは外しましょう。
靴やバッグはエナメル素材や金属など目立つ装飾がないものを、爬虫類革など殺生を連想させるような素材はNGです。
時計やカフスボタンをつけるのであれば、シルバー系にするとよいでしょう。カフスの場合、シルバーの留め具に真珠やオニキスなどの黒石を選びます。
チーフを加える場合は黒がよいですが、参列者の方は装飾をつけないほうが無難です。
上着の内ポケットに香典袋を入れる男性も多いですが、その場合もマナーとしてふくさに包みたいもの。
ふくさの色は緑や紺、グレーなどの地味な色が弔事用です。紫色であれば、慶事・弔事両方に使えて便利です。
お通夜・ご葬儀・告別式の一般的な服装と気をつけたい点は?
喪主、喪家の場合、和装なら黒羽二重染め抜き5つ紋の着物と羽織に仙台平(せんだいひら)の袴、角帯(かくおび)を着用します。足袋は白か黒、草履は黒の鼻緒のものを合わせます。
洋装ならお通夜・ご葬儀・告別式を通してブラックスーツが一般的な服装ですが、正装はモーニングコートです。これは昼間の正装ですので、お通夜ではブラックスーツを着用します。
参列者は、ご葬儀・告別式ではブラックスーツが一般的な服装です。お通夜では黒や紺、グレーなど地味な色合いのスーツであれば問題ありません。
ネクタイはブラックスーツにあわせて黒のものを1本持っておくと安心です。
リクルートスーツで参列はOK?喪服と似たような服装に見えても・・・
お通夜では取り急ぎ駆けつけたという意味で、平服でかまわないとされていますが、ご葬儀や告別式となるとやはり喪服が望ましい服装です。
リクルートスーツは一見似たような服装に見えるかもしれませんが、喪服と並べるとグレーっぽい黒で、素材や黒の色の深さに大きく違いがあるのがわかります。
また喪服はウールなどの上質な素材が使われていることが多いため、ポリエステルの割合が高いリクルートスーツより重厚感が出ます。
会社や取引先とのことなどを考え、もしものときの服装として黒いネクタイや白いハンカチ等の小物と一緒に早目に喪服を準備しておくことをおすすめします。
法事・法要の服装マナー 略式礼服って?
一般的な服装のマナーとして法事・法要の場では、略式礼服を着用します。男性の場合、略式礼服はスーツを指します。
色合いは黒が無難ですが、喪服の素材に見られるような「漆黒」にこだわるルールはありません。
喪家や喪主の場合、一般的な服装は四十九日、一周忌までは正喪服か準喪服に近い礼服を選びます。
三回忌法要以降はご親族のみで行われることも多いため、地味な色のスーツで問題ありません。
七回忌など法要も回を重ねると故人様を偲ぶ場に堅苦しい礼服はかえってふさわしくない服装と見られ平服での参加が多く見受けられるようです。
規模が大きい法要であれば略式礼服での参加を考慮しましょう。小物も派手なものを避けるのは基本ですが、数珠に関しては宗派によって正しいものを選びます。
お葬式は、結婚式のように前もって準備をすることが難しいでしょう。しかし、とっさの場合でも冷静に判断し、行動できる余裕があれば、
心から故人様をしのび、そのご家族にお悔やみの気持ちを表することに集中できます。そのためにも、お葬式の基本的なマナーや知識は身につけておきたいもの。喪服一式、用意しておくだけでも違います。
【お問い合わせ先】
福岡三越7階 オーダーサロン
電話:092-726-7744 直通
シングル フォーマルオーダースーツ
ボタンが一列になっているのが、シングルの喪服です。
シングルは大きく分けて、2つボタン・3つボタンの2つのタイプに分けられます。
2つボタンシングルは、Vゾーンと呼ばれるネクタイの見える部分が広いタイプでシャープな印象を与えます。
留めるボタンが多い3つボタンはVゾーンが小さくなり、クラシカルな雰囲気を演出します。
フォーマルオーダースーツ(シングル)
お仕立て上がり 86,900円から
7階 オーダーサロン
ダブル フォーマルオーダースーツ
ボタンが二列に並んでいるのが、ダブルの特徴です。ボタンの数によって4つボタンダブルや6つボタンダブルなどと呼ばれます。シングルと比べて、ダブルの方がフォーマルな印象が強くなります。
二列になったボタンと打合わせ部分が重なるデザインの影響で、体が大きく見せることができます。また、シングルに比べダブルの方が面積が多いためお腹周りなどの体型カバーもしてくれるのも特徴です。
フォーマルオーダースーツ(ダブル)
お仕立て上がり 92,400円から
7階 オーダーサロン
モーニングコート フォーマルオーダー
礼服の最高位、モーニング。冠婚葬祭の慶事・弔事ともに正礼装とされています。
ご自身が喪主の場合や格式ある葬儀に参列する場合は、モーニングを着用した方が良い場合もあります。
ただし、モーニングコートは昼間の正装なので、夕方から始まるお通夜では着用しません。
お通夜には準礼装のブラックスーツを着用します。
モーニングコート 上中
お仕立て上がり 119,900円から
パンツ
お仕立て上がり 49,500円から
7階 オーダーサロン
ネクタイ
光沢のないものを選びます。黒の無地のものを着用する ようにしてください。
結び方はさまざまな種類がありますが、 プレーンノット で結ぶのがおすすめです。
ネクタイ
シルク100%
7,480円
7階 オーダーサロン
白シャツ
喪服で着るのは白のシャツです。
無地のもので糸やボタンも白のものを選びましょう。光沢のない素材であることも大切です。
襟の形はレギュラーカラーのものが、流行に関係なく着られるのでおすすめです。
オーダーシャツ
お仕立上り 16,500円から
既成シャツ
9,130円から
7階 オーダーサロン
フォーマルシューズ
紳士靴のもっとも基本的なデザインであるストレートチップ、かつグッドイヤーウエルト式製法による
堅牢なつくりが特徴の<REGAL>を代表する王道な1足です。
冠婚葬祭をはじめ、ビジネスシーンでも親しまれているデザインです。
<REGAL/リーガル>
品番:315R
サイズ:24.5~27.0
31,900円
7階 紳士靴
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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