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薩摩焼は慶長3年(1598年)に薩摩藩によって製陶が始められ、以後400年余り続いています。
藩主直々の指示によって製作されていた薩摩焼は「お庭焼」とも呼ばれ、幕末のわずかな時期にヨーロッパへ輸出されたのを除いて一般に販売されたことは無く、専ら藩主専用品として焼かれ、献上品や薩摩藩からの贈答品として使われていました。
その中でも白薩摩は象牙色の生地に細かな貫入があり、金襴手の絵付けが美しい美術工芸品です。
渓山窯は成形、窯焚、絵付けとすべて一つの窯元で行っており、より入念な仕上げを心がけて確かな作品をお届けすることを製作理念としています。
会期中は繊細な絵付けや精巧な彫が特徴の透彫、花瓶、香炉、ぐい呑、酒器、食器、茶器揃いなど多様に取り揃えて展示いたします。
【花詰文香炉】385,000円
薩摩焼の特徴である籠目透かし彫りの香炉に季節花を全面に手描きで施した作品。
サイズ:径10cm×高13cm
【金七宝文花詰文額皿】330,000円
江戸時代後期の豪華絢爛な金襽手が手描きで施された飾り皿。
サイズ:径28cm×高4cm
【金七宝文窓絵珈琲碗皿(無貫入)】88,000円
器全面に手描きの絵が入った豪華な珈琲碗皿。
普段使い出来るように生地を無貫入で仕上げています。
サイズ:カップ/径8cm×高7.5cm、皿/径15.5cm×高3cm
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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