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<深川製磁>について
佐賀県有田は、日本の磁器発祥の地。有田で最初に磁器が焼かれたのは1616年。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に鍋島藩主が連れ帰った陶工が、磁器の上質な原料となる陶石を有田の泉山で発見し、磁器の製作が始まりました。江戸時代にヨーロッパの王侯貴族に愛された「伊万里」は、ここでつくられ伊万里港から輸出されたやきものです。
深川家は、1650年頃よりこの有田で代々窯焚き業を営んできました。そして、明治27年(1894)に深川忠次によって設立された窯元が、深川製磁です。開窯以前から、若くして渡欧を重ねていた忠次は、ドイツのマイセンをはじめとする各国の窯元が台頭している様子を目の当たりにし、「世界一のやきものづくり」を目指すようになりました。そして、有田の伝統的な技法に欧州から取り入れた先進技術を加え、日本の美観を表現した独自のデザインを追求します。
【TEWAZA】
絵付け職人が調合した独自の色彩と、丸みを帯びたフォルムがモダンなポットとカップのシリーズ。
ポットの注ぎ口には湯切れを良くする特別な工夫をほどこし、職人の手彫りによる磁器の茶こしを備えるなど機能美を追求しました。
【トップ画像】
「瑠璃 ピッコロ」
5,500円
径9 × 高さ7 cm、容量:220ml
この使いやすさへのこわだわりから生まれたかたちに、職人の手わざによって特別に調合した「日本の色」を取り入れました。
日本茶、紅茶、中国茶、コーヒーの他、スイーツなど一器多用にお使い頂けます。モダンと工芸が調和した器です。
お色違いも多数ございます。
「AKE ピッコロ」
5,500円
径9 × 高さ7 cm、容量:220ml
「クロッカス kiwami POT」
11,000円
縦11 × 横18 × 高さ11cm、容量:420ml
熟練の絵具職人が調合した新たな色彩のポットは、デザインだけではなく使いやすさをも追求。美味しい日本茶や紅茶を楽しんでいただけるよう、あと引きしにくい特別な注ぎ口や職人の手彫りによる磁器製の茶こしを備えています。
つまみ部分のうさぎの彫刻も丁寧に職人の手で仕上げられ、目と耳は表情豊かに下絵で絵付けています。
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