リビング
急須の産地、常滑より急須職人の手作り茶器をご紹介します。
お茶をいれる道具として日本茶喫茶など専門家にも愛用されている常滑急須。
現在、人気の平型急須の他、利き手を選ばず、紅茶などにもぴったりなティーポットタイプ、オーソドックスなお馴染みの形も勿論、ご用意しました。
胴にぴたりと合った蓋や持ちやすさなど、手にした時からお茶の時間が待ち遠しくなる急須です。
写真は磯部輝之作となります。
※基本全て一点物でございます。写真はイメージです。
【常滑焼平型急須】
常滑焼平型急須は、日本茶インストラクター石部健太朗がアイデアを持ち込み、常滑の急須職人磯部輝之氏を中心に作陶を経て、2014年2月にデビューしました。
日本茶ならではの魅力を更に引き出し、誰もが美味しく楽しめるをコンセプトに製作されています。
個人での使用は勿論、日本茶喫茶などでも使用されています。
1-印花の意匠
花のような細かな柄はひとつ、ひとつ手で押していきます。
2-成形と成形用道具
細かな線はルレットを使用します。様々な道具は作家が表現したい意匠にあわせて選び、調整をします。
3-成形の様子
組み立て前に轆轤に乗せて削るなどの成形を行います。
4-窯出し
常滑急須は蓋を載せたまま焼成をします。
5-焼成前と焼成後
1150℃で焼成を行い、焼く前と後ではおおよそ2割収縮します。
6-蓋合わせ
常滑急須ならではのぴったり合った蓋と胴は本焼成後に蓋を回転させながらすり合わせを行うことによって生まれます。
7-火だすき
8-火だすき焼成前
9-火だすき1(酸化焼成)
10-火だすき2(還元焼成)
緋色がたすき掛けのように見える意匠が火だすきです。
ひとつずつ藁を巻き、木綿糸で固定して、素焼きをした後に灰を払い落とし、本焼成します。
「ひだすき」は常滑焼伝統技法のひとつであり、緋だすきや火だすきと表記されます。
直線的な意匠と焔を思わせる景色が特徴です。
「常滑焼平型急須」 完成
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
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