リビング
<薩摩ガラス工芸>
1985年に薩摩ガラス工芸株式会社を設立。その後、一度途絶えた薩摩切子の復元事業は急速に進み、ついに成功。「島津薩摩切子」の名称で多くの方々に愛されるようになりました。
<薩摩ガラス工芸>で修業した人たちが独立して薩摩切子の工房を立ち上げるなど、裾野もひろがりました。この間、当社では復元のみならず、新しいタイプの薩摩切子にも取り組んで二色被せなどの新技法を開発、よみがえった薩摩切子はいまや鹿児島を代表する美術工芸品となっています。
薩摩切子の新しい表現「二色衣」は、透明のガラスに異なる2色のガラスを被せてカットすることにより、これまでにない複雑な色の変化による独特のグラデーションを表現しています。
この度、POP UPでは通常店頭ではご覧いただけないさまざまな作品を展示いたします。この機会にぜひ会場へお越しください。
■トップ画像商品
笑猫
各 径6.5×高5.5cm
島津紫 41,800円
金赤 41,800円
猫が笑った表情や肉球、尻尾をカットデザインで表現。
御祝や縁起物としてご利用いただけます。 開店御祝いなどにもおすすめ。
福猫様 黄
径9×高9cm
77,000円
薩摩切子工場近くにある「仙巌園」には、猫が祀られている『猫神』(ストーリー)があることから、猫をデザインした薩摩切子を製作しました。 御祝や縁起物、開店御祝いにおすすめ。
透明なガラスに厚い色ガラスを被せ、彫る深さによって濃淡を表現する“ぼかし”は、薩摩切子の特徴です。手に取るとカットの深さから生じる手触りやクリスタルガラスの重量感が伝わってきます。
酒器揃 華衣 金赤
徳利:胴径9×高12cm、230ml
酒杯(2客セット):各 径6×高4.2cm、45ml
165,000円
徳利の胴部には伝統的なカット文様である、菊文と魚子文をあしらっています。
注ぎ口は12面に色を落として面取りすることで、華やかな印象になりました。底は8面にカットを施し、少し高さを出すことで軽やかさを演出。
お揃いでつくられた酒杯は女性の手にも収まるサイズ感で、通常の猪口よりやや小さめとなっています。
底には華やかな十二菊紋が施されています。丸みのあるフォルムの中に、直線的なデザインを取り入れることで、洗練された印象に仕上げました。
二色タンブラー cut213
各 径8.3×高さ9cm、210ml
蒼黄緑 66,000円
ルリ金赤 69,300円
ルリ緑 66,000円
従来の島津薩摩切子は口元の色ガラスを削り取り、その下に段差を付けて色ガラスを残していますが、本作では口元から色被せの文様にカットが繋がっており、魚子文のなかに二色のグラデーションを繊細に表現しました。 深く彫りこんだ格子は力強い印象をもたらしており、全体的に迫力を感じるデザインです。
迎春祈念盃 銘「薫」
各 径8×高8cm、165ml
蒼黄緑 70,400円
ルリ金赤 74,800円
ルリ緑 70,400円
迎春祈念盃は新春を彩る器として企画され、今回で9年目を迎えました。グラスの形状・色・カットはその年によって異なりますが、今年は二色衣の樽タンブラーで製作いたしました。
「薫」という作品名から、その漢字がもつ意味である「雰囲気や肌で感じる良いかおり・穏やかな様子」や「良い雰囲気で空間を包み込む」といった抽象的なイメージを膨らませて、花や星空のようにもみえるデザインにいたしました。
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※受注の場合、お渡しまでに約4カ月ほど頂戴いたします。
※価格はすべて税込です。
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