三浦 宏基　HIROKI MIURA

広島県生まれ。有田窯業大学校卒業後、波佐見焼き窯元勤務を経て2020年に独立。佐賀県武雄市の豊かな自然の中に工房を構え、土のさまざまな成形方法と、焼成にも原始的な野焼きから近代的な窯までを使い分け、表情豊かな作品を表現している。リズムを奏でるように刻まれた削りや彫り、大胆な手跡やおおらかな色使いで魅せる楽しい世界観が印象的。

＠uchoten_tonomi

冠 夏輝　NATSUKI KAMORI

福岡県生まれ。文字を基にした作品を制作する。素材や手法など良い意味で型に捉われておらず、いわゆる『書』の枠組みを超えた表現を行う。はじめて見た方、特に海外の方からは『書』とは気づかず、絵と思ったという感想をよく耳にする。染め物の知識も学んでおり、柿渋などの染料も初期から使用している。

＠natsuki_kamori

新庄 良博　YOSHIHIRO SHINJO

福岡県筑後市を拠点に、国内外さまざまな場所で活動をする彫刻家。圧倒的な作品と爛漫な人柄で誰からも愛される存在。ギャラリーで展示した際には若い20〜30代の作品購入者も多く、彫刻に馴染みのない世代にも大きな刺激を与える貴重な作家。木彫を基本とした作品は、洗練された緊張感と荒々しいダイナミズムとの調和が特徴的。

しまうちみか　MIKA SHIMAUCHI

1987年熊本県生まれ。2013年崇城大学大学院芸術研究科修了。近年は地方のお祭りや民俗風習に注目し、独自の視点を持ちながら、自身と異なる世界とのつながりを発見。特に「地方に見られる来訪神などの造形」をテーマを軸に、制作を行っている。現在は宮崎県都城市を拠点に活動を行っている。

主な展覧会

＠mika_shimauchi

田中 千智　CHISATO TANAKA

1980年兵庫県生まれ、福岡県糸島市出身。1998年九州産業大学付属九州高校デザイン科卒業。2005年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。2006年から福岡を拠点に画家として活動を開始。近年は国内で多数の展覧会を開催するほか、韓国・シンガポール・台湾・英国など海外での展覧会にも出品多数。また、書籍の装丁画やパッケージのカバーアートや大型イベントのメインビジュアルに起用されるなど、幅広い活動を行っている。2019年に西日本文化賞奨励賞、2024年に福岡県文化賞奨励賞を受賞。2023年から福岡市美術館で現地制作を行ってきた巨大壁画「生きている壁画」が今年1月に完成し、2025年12月末まで公開されている。

主な展覧会

＠chisato.tanaka_painter

堤 康将　YASUNOBU TSUTUMI

1983年熊本県生まれ、2007年に九州産業大学大学院芸術研究科美術専攻日本画修士課程修了。現在は福岡県を拠点に活動を行っている。

主な展覧会

受賞歴

コレクション
九州産業大学、SOMPO美術館

＠maasyal_buu

森元 嶺　RYO MORIMOTO

1985年香川県生まれ、熊本県で育つ。2010年東京藝術大学大学院油画第一研究室修了。現在は宮崎県都城市に拠点を移す。2024年「第4回タガワアートビエンナーレ 英展」（福岡）で大賞を受賞。

主な展覧会

パブリックコレクション
田川市美術館

芦藻 彬　AKIRA ASHIMO

建築漫画家 / デザイナー。2018 年、短編SF「微分、積分、世界の終わり」でデビュー。執筆活動と並行して建築学を学び、Universita IUAV di Veneziaに留学する側、初商業連載となる古代オリエント建築漫画「バベルの設計士」を執筆。日本、フランス、イタリアで出版する。また、デザイナーとしても活動しており、自身が主催する自家製本レーベル「羊々工社」では、現代において立ち現れる紙の本の価値をデザインするZINEを多数発行している。東京工業大学環境・社会理工学院建築学系建築学コース修了。公益財団法人クマ財団クリエイター奨学金第 2、3、4期奨学生。

＠akiraturu

アリマタカシ　TAKASHI ARIMA

「日常に潜む非日常」をテーマに作品制作を行っています。0.03mmで描いた背景の中に存在する漫画的キャラクターの違和感をお楽しみ頂けますと幸いです。

1998 宮城県生まれ
2021 京都精華大学マンガ学部卒業

＠arima_takashi0137

うしお鶏　Ushio K

イラストや漫画の制作を行いながら、自身の生み出すキャラクターをはじめとした他者存在への興味を元に、それらとの関わり方を模索している。

1998 東京都生まれ

＠ok_ushi

岡田 竜介　RYUSUKE OKADA

「自己や他を受け入れる」「自由な個性の尊重」そんなことを表現したく、 絵画や漫画を制作しています。美しいものであれ汚れたものであれ、人や物や風景などから漏れ出る「得体の知れない個性」のようなものを表現できれば本望です。

1984 福岡県生まれ
2006 日本デザイナー学院九州校卒業

＠ryusuke_okada

井本 真紀　MAKI IMOTO

兵庫県生まれ。
2010 倉敷芸術科学大学大学院後期博士課程単位取得退学（2011.博士［芸術］）
2023 「LOEWE Craft Prize 2023」Finalist（LOEWE FOUNDATION、スペイン）
2023 「ひかりの底」（TERADA ART COMPLEX ⅡBONDED GALLERY、東京）
2022 「New Glass Review 42」（The Corning Museum of Glass、アメリカ）など

＠imotomaki

パトリック・エヴェスク (NEWGRAPHY)

両親が小さなモノクロの暗室を所有していたことから、幼少期から写真に触れる。30代になると本格的に写真に没頭し、初作品となるシリーズ『À mains nues (素手で)』を制作。同作品は、クライミングや人間とフォンテーヌプローの森にある堆積岩の一枚岩との関係を探求。以来、環境と人間を記録し続ける。パトリックにとっての写真は彼のメッセージを伝えるための触媒であり、「人間は環境の一部であり、それに適応し、インスピレーションを受け、敬意を払うことで調和して生きるべき」という念を一貫。2019年の初め、人生の新たな章を始めるべく2ヵ月間のアイスランド渡航を選択。その後、友人が合流し、ドキュメンタリーフィルム『Icelandic Fragments』と、それに付随する写真シリーズ『Heimslog』を制作。2023年、日本（福岡）で開催された「NEWGRAPHY Fukuoka Art Book Expo 2023」に招待され、同ドキュメンタリーフィルムをアジア初公開。また、福岡滞在中に出会った人々を取材したポートレートシリーズ『m/emo/rise』を、IWATAYA Life with Artで先行発表。

＠atelier_pev_objets

GASBOOK

世界のクリエイティビティを紹介すべく、新しいアートとデザインのアイデアを世界中から集める媒体としてGAS AS INTERFACEが1996年に開始したプロジェクトです。初期には、従来の「書籍」ではなく、Tシャツ、DVDなどを用いて世界各国のアーティストの作品をまとめたオリジナルのパッケージで発表、2002年に出版した『GASBOOK 01 GROOVISIONS』より、毎号1組(もしくは2組)のクリエイターをフィーチャーするフォーマットへと移行し、37号まで刊行してきました。マイク・ミルズ、高橋盾、MADSAKI、ジョナサン・ザワダ、YOSHIROTTEN、吉田ユ二など、さまざまなジャンルのクリエイターをフィーチャーしています。クリエイターにとって初めての作品集となったケースも少なくなく、全タイトルで見られるスタジオ写真とユニークなQ&Aも本書の見所のひとつです。今もなお、時代を超えて各分野のリファレンスとなり、先駆者として活動し続ける世界のアーティストを紹介するプラットフォームとして生き続けます。

＠bygasbook

BOOK AND SONS

東京・学芸大学にて2015年にスタートした写真やアート、グラフィックデザイン関連の書籍、タイポグラフィにまつわるグッズを扱う書店。
書籍コーナーに併設するギャラリースペースでは定期的にアートやデザインに関する展示やイベントを開催。
近年は高木康行『Brooklyn Lot Recordings』（2023）、原田教正『My Origin Photographs』（2024）など、作品集の制作も手がける。
2024年1月には神戸に姉妹店・THE BOOK ENDを神戸にオープン。

＠bookandsons