美術

Art Season at Iwataya Mitsukoshi 2022 SUMMER

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2022/04/30

九州随一の規模で、夏と冬の毎年2回、美術特選会を開催しています。会場では岩田屋三越が勢力をあげて集めた日本画、洋画、版画、ヨーロッパガラス工芸など約500点を一堂に展示販売いたします。

 

(画像)辻本健輝「月向華-Iily-」8号 / 264,000円

絹谷幸二 特集

1943年に奈良県に生まれた絹谷幸二さんは、東京藝術大学油画科を卒業後、同大学院に進学。その後イタリアに留学し、壁画技法の研究に励み、帰国後は画家の登竜門と言われた安井賞を歴代最年少で受賞しました。古都で生まれ育った絹谷さんは、日本の伝統的要素を基礎に、海外の文化的影響にも目を向けながら、アフレスコ技法による独自の画風を築き上げました。2014年には文化功労者に選ばれ、16年には、大阪梅田スカイビルに絹谷幸二天空美術館が開館、2021年には文化勲章を受章されるなど、現在でも日本画壇の第一線で活躍しています。本展では、絹谷さんの代名詞でもある富士や薔薇の作品に加え、色彩豊かな東京の風景など一堂に展覧いたします。

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「不動明王」100号 / 60,500,000円

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「モンサンミッシェル」8号 / 11,550,000円

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「TOKYO 2020 都富士」10号 / 15,400,000円

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「玉取龍波上不二」4号 / 6,600,000円

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「黄金朝陽ヴェネツィア」8号 / 11,550,000円

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「プラチナ背景生命薔薇」SM / 5,060,000円

荻須高徳 特集

120年の時を経て

荻須高徳は1901年に現在の愛知県稲沢市に誕生、1927年に渡仏し60年の画業をパリに捧げて天命を全うしました。86年間の生涯は絵画を描くことに専念し、数多くの作品が制作されました。パリに生き、パリに没した日本人画家として、その名は日本のみならずフランス、スイス、イタリアまでグローバルな広がりを果たしました。120年の時を経てもなお、生涯をかけて描かれた作品は色あせることなく、多くの愛好家や美術館に所蔵され、深く歴史に刻まれています。この期を記念して、油彩画のカタログ・レゾネ第1巻が発刊されました。今後より一層、荻須の卓越した画業を世に広める道標となることと思います。この度の特集では、戦前戦後を通じて描かれた油彩画に加え、水彩画を含む15点余を展覧いたします。

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「村のキャフェ」20号 油彩 1930年作 荻須恵美子鑑定書

※価格はお問い合わせください。

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「オレンジ色の店」8号 油彩 荻須恵美子鑑定書

※価格はお問い合わせください。

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「黄色い壁のホテル・キャフェ」10号 油彩 1975年作 荻須恵美子鑑定書

※価格はお問い合わせください。

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「水色の壁のバー」8号 油彩 1981年作 荻須恵美子鑑定書

※価格はお問い合わせください。

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「市場の花屋、ヴェローナ」32.0×24.5㎝ 水彩 1953年作 荻須恵美子鑑定書

※価格はお問い合わせください。

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「ヴェネチア・パラッツォコンタリーニ」5号 油彩 1957年作 荻須恵美子鑑定書

※価格はお問い合わせください。

辻本健輝 特集

存在を証明する作品だからこそそのエネルギーまで伝えたい

作家来場 5月11日(水)・14日(土)・15日(日)

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「日就日月将-symbol-双馬」25号 / 660,000円

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「吉蝶華-Iris-」8号 / 264,000円

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「折々-season-秋冬」50号 / 990,000円

長崎で生まれ育ち、現在も長崎を拠点に活動する洋画家、辻本健輝さん。彼の絵画との出会いや彼が描く作品について伺いました。

 

-辻本さんが絵画を描き始めたきっかけを教えてください。

辻本健輝(以下、辻本) 絵を始めたのは高校3年生の頃で、きっかけはデザイン美術科を専攻していた双子の弟(日本画家・ツジモトコウキさん)に勧められたことです。それまでは美術は好きでしたが本格的に絵を描くということはしていませんでした。ただ、弟が家でデッサンなどをしていたのでそれを見て僕もデッサンの真似をしていたんです。その姿を見て弟は僕に絵を勧めたんだと思います。

 

-弟さんの勧めで本格的に絵を学ぶために県内の画塾へ入学されたそうですね。

辻本 その年の春休みに画塾の見学をしたのですが、周りの方のスキルの高さに驚愕したのを覚えています。入学して1ヶ月ぐらいは教室から逃げていましたね。初めて大作を作った時に自分では納得のいかない作品になってしまったことがあり、その悔しさをバネに描いたものが県展や東京のコンクールで評価されたんです。持てる力を出し切った作品で結果が出たので、それから自分の中で意識が変わりました。ただし2年で納得のいく結果を出す、それが無理なら画家の道は諦めようと決め、そこからは起きている時間はほぼ全て制作に捧げる毎日。自分でも引くぐらい絵のことだけを考えていましたね。数年ぶりに帰省した弟が僕の部屋を見て「大学でもこんな書いてる人はいない」と驚くぐらいでした。この時期にいままで感じたことのない絵と繋がっていく感覚を覚えました。ここはまだ描き足りないとか、こんな感じで描いてほしい絵が語りかけてくれるような感じ。その後、2013年に「昭和会展」で松村謙三賞を頂いた事は大きなターニングポイントとなりました。今も絵と対話する感覚を楽しみながら制作を続けています。

 

-辻本さんは洋画家として、そして弟のコウキさんは日本画家として活躍されていますが、比べられることはありますか。

辻本 弟との比較は一生あることかもしれませんね。ただ、僕は洋画、弟は日本画を制作しているので、お互いの作品を比べるということはないと思います。とはいえ、日本だから洋画・日本画という分け方をしていますが、海外に出るとそういった垣根はありません。昔は洋画と日本画を隔てる派閥のようなものもありましたが、今はそういった考えも薄れていると感じますね。現代の洋画と日本画の違いは素材や道具の違いでしかないのかも知れません。絵画の世界もどんどんグローバル化しているので、日本人作家として何を発信するかが重要なんです。今後は海外の方が考える少しクセのある日本などオリエンタリズムを表現した作品に活路がある考えていて、僕は洋画の技術を使ってそういった日本の世界観を作っています。弟は日本画をよりポップに表現した国際色のある作品づくりをしていますね。彼は昔からポップなイラストを描ける人で、僕は逆にリアリズムを追求した絵を好んでいました。そういった違いが今もそれぞれの作品に出ていますね。

 

-作品のテイストはその時々で変化しますか。

辻本 それは求められるモノによって変わりますね。恐らくほかの作家さんも同じだと思いますが、そういった意味では常に変わっていると思います。特に僕は最近やっと自分の画風が固まり始めていると思えるようになったので遅咲きかも知れません。僕の作品は写実的な描き方をしていますが、写真のようなリアリズムには興味がないんです。それよりもどこか気持ち悪さがある、肉質を感じるようなモノを抽象空間から掘り出していくというイメージで描いていますね。

 

-制作していて楽しいと感じる瞬間はありますか。

辻本 絵を描くことが生業になっているということがまず嬉しいですね。それと単純にアトリエで絵を描いているだけで僕はいつもニヤニヤしていますよ。

 

-辻本さんは何を伝えたくて絵を描かれていますか。

辻本 常々、造形的な美しさを伝えたいという思いはありますが、その根本には対象物や自身を含めた存在証明があると考えています。「自分が何を遺せるか」というテーマの中で、モチーフを掘り下げていき、形を変えて絵として昇華させています。作家は命懸けで描いています、魂を込めたメッセージが伝わればと思っています。

 

-今回発表された作品はどれもポジティブなイメージですが、それは「折々」シリーズの特徴なのでしょうか。

辻本 いえ、今回のシリーズに限ったことではありません。ここ数年世界中でさまざまなネガティブな事象が続いているので絵にはポジティブなメッセージを込めるようになりました。

 

-では最後に、作品をご覧いただいている方に一言お願いします。

辻本 各々の見方で何かを感じて、少しでも長く立ち止まっていただければ嬉しいです。

 

自身の存在証明のために絵を描き続ける辻本さん。彼の魂が込められた作品をぜひその目で確かめてください。

 

辻本健輝

1989年長崎県生まれ。高校在学中から長崎市にあった画塾「長崎美術学院」で古典技法とデッサンを学び、2007年に18歳の時に金魚を描いた作品で県展にて「野口彌太郎賞」を最年少で受賞。その後も2013年には昭和会展にて「松村謙三賞」、2015年のアートオリンピア2015で「片岡鶴太郎特別賞」など多数の賞を獲得する。また、「辻本健輝×ツジモトコウキ双子展」をはじめとしたグループ展にも多数参加。現在も長崎を拠点に人物や花、風景などをモチーフにした作品を手がける。

近代フランス絵画 特集

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マルク・シャガール「裸婦とブーケ」紙にパステル、グワッシュ、インク、鉛筆、コラージュ 28.5×22.5㎝ 制作年1970年頃 コミテ・シャガール証明書 / 50,930,000円

マルク・シャガール(1887~1985)

1887年7月7日、マルク・シャガールは日本でいう七夕祭りの日に、白ロシア共和国・ヴィテブスクに生まれました。織姫と彦星が年に一度、天上で再会するというアジアで生まれた伝説の日と、天上に浮かぶカップルの姿を描いたシャガール作品の共通点を考えると、どこか微笑ましさを感じます。ロシアで生まれたシャガールですが、その作風に大きな影響を与えたのは、ユダヤ人としての出自だといわれています。妻であるベラとの愛に満ちた情景をシュルレアリスム的技法で描いたことで、シャガールは愛の画家と認識されていますが、不条理で偏見に満ちた現実的な差別を、身を持って体験したことが、非現実的な空想に遊ぶ愛の世界を生み出した要因となったのかもしれません。またゲットーでは鶏やロバ、山羊や羊がひとつ屋根の下で家族のように一緒に暮らすのが常態であったため、シャガール作品にはそれらの動物がまるで家族や友人のように描かれるのです。今回の出品作は、1970年頃に描かれた作品です。テーブルの横に立つシャガールと、活けられた花にうっとりと身を委ねるように宙に浮かぶベラ、窓枠の外には鶏の姿も見えます。布や紙を張り付けたコラージュに加えてパステルやグワッシュ、インクなど多彩な画材を使用して制作されていますが、完成度の非常に高い作品として仕上がっています。シャガール作品の評価は、色彩とモチーフが大きな要素を占めています。赤、紫、緑、黄色、青、この5色がシャガールの色と言われており、モチーフとしてベラ、シャガール、ロバ、鶏が描かれているものが高い評価を得ています。今回の出品作はこれらの条件を数多く満たす作品です。ぜひご高覧ください。

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「ノ-トルダム, クリニャンクールの眺め」油彩 18×25,5㎝ 制作年1916年 コミテ・ユトリロ証明書 / 14,300,000円

モーリス・ユトリロ(1883~1955)

1883年12月26日、ルノアールやロートレックなどの絵画モデルをしていた母親、シュザンヌ・ヴァラドンの私生児としてユトリロは生まれました。奔放で我が子を顧みることのない母親のもとに育ったユトリロは、幼少期より精神のバランスを崩して酒を飲むようになり、暴行事件なども起こし精神病院への入退院を繰り返すようになります。1901年、治療の一環として始められた絵画創作は、おのずと自宅のあるモンマルトル近辺を描くことからスタートしました。人工物である石の建築物を、ユトリロは一心に写生し油彩画を制作しました。人工的な建築物でありながらユトリロが描くと、そこに生きる人々の生活感や喜怒哀楽、生命力までもが描写されました。母の愛を求め続けたユトリロの作品には、もの悲しい哀感と情感が溢れ出ています。今回の出品作はユトリロ作品の中でも最も評価が高い「白の時代(1909~1915、6年)」に描かれた作品です。情感が強く表現され、鑑賞者の感性を刺激すると言われる「白の時代」の作品ですが、今回の出品作も18×25,5㎝という小品ながら、深い情感と哀愁を感じさせる作品です。手前の道に塗り込まれた薄いピンクやブルーの色彩が、鑑賞者の情感を揺るがす一助となっています。

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パウル・クレー「町の交差点(濡れた道)」紙にドローイング、テンペラ 12.1×17.6㎝ 制作年1912年 パウル・クレー カタログレゾネ掲載 クレー美術館証明書 / 20,900,000円

パウル・クレー(1879~1940)

パウル・クレーは1879年にスイスの首都ベルンで生まれました。ドイツ人音楽教師の父とスイス人歌手の母のもとに生を受けたクレーは、幼少期から熱心な音楽教育を授かり、そこで培われた音楽的感性が、クレーの創作の源になったのだと言われています。クレー作品に共通する描線、色彩のリズム感に触れると、そこに音楽の持つリズムに通じるものを確かに感じます。クレーの果たした役割で最も大きなものは、現代美術の扉を開いたことです。ピカソが形態を壊し、クレーが形態さえも打ち壊して色彩表現による芸術を開花させたことで、現代美術が生まれたと言われています。今回の出品作はカンディンスキーと共に「青騎士」を発足させて間もない1912年に制作された作品ですが、後年完成する抽象表現の萌芽が感じ取れます。ドローイング(線描)によって描かれたドイツの街並みは形を歪め、そこにテンペラ(顔料に卵の黄身を混ぜて糊がわりにする古典技法)で黒色を線描にはめ込むように塗り込んでいます。後年のクレー作品にみられる、遠近を排除して面で構成される画面構成が美しく表現されています。黒くて小さい作品ですが、クレーの芸術の変遷を語るうえで大変貴重な作品です。

三岸節子 特集

三岸節子と三岸好太郎の二人が出会ったのが1922年、東京で開かれた若い画家たちのグループ展にお互いが参加したことが切っ掛けだったと言われています。今年はそう言った意味で共に美術史に名を刻んだ二人の画家が出会ってちょうど100年目の年という事になります。三岸好太郎の第一印象について節子は「別にこれといって取り立てていうほどのことはない」とする一方で、好太郎はぞっこんで一目ぼれに近かったようです。「俺が死んだら、絶対、恋をしろ-。」愛知県一宮市出身の洋画家、三岸節子(1905~1999年)の夫で、洋画家の好太郎(1903~1934年)は最後にそう言い残してなくなりました。二人の出会いから百年となることを記念した巡回展も昨年から各地で開かれています。根強いファンを持つ三岸節子の強烈なる花の作品など現代の最先端の美術品にも負けない迫力と同時代性を醸し出しています。その輝きは今でも変わる事のない価値として美術史の中に燦然と輝いています。本展では、カーニュ、南仏、ブルゴーニュ地方、パリ、スペインと、軽井沢時代の作品に代表的な『花』を加えて展示いたします。どうぞこの機会にご高覧くださいますようご案内申しあげます。

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「花(大磯にて)」3号 油彩 東京美術倶楽部鑑定証書 / 8,800,000円

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「花」53.0×38.0㎝ 紙に油彩、パステル 東京美術倶楽部鑑定証書 / 3,080,000円

三岸節子

1905年に愛知県一宮市に生まれ、まだ女流油絵画家が皆無にひとしい時代に、絵を描く道を選び、女子美術大学にて洋画家・岡田三郎助氏に師事しました。1947年には、女流画家協会を創立し女流画家の地位向上にも尽力。特に1968年からはご子息の黄太郎氏と共にフランスに完全移住をはたします。1989年に帰国後は、神奈川県の大磯で制作活動を続け、1994年に女性洋画家としては初の文化功労者となります。1999年歿。20年にもわたるフランスのカーニュ、ヴェロンでの生活の中で、フランスのみならず、イタリア・ヴェネチア、スペイン各地などを取材し、生命の輝きを放つ多くの作品を描きました。

洋画 特集

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長谷川利行「府美術館」15号 油彩 東京美術倶楽部鑑定証書 / 16,500,000円

1891年京都府生まれ。独学で画を学び、前田寛治、熊谷守一らとの交流が始まり、第14回二科展で樗牛賞を受賞、翌1926年には、佐伯祐三らの「1930年協会」展で、奨励賞を受けるなど、徐々に評価を高めるが、生活の困窮により49才にて生涯を閉じました。

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中村清治「サンタ マルゲリータ風景」15号 油彩 東京美術倶楽部鑑定証書 / 4,400,000円

1935年神奈川県生まれ。「色彩の濃淡」と「明と暗の対比」による作風で、人物・静物・風景のいずれもが高い評価を受けています。色彩の美しさに魅了され、しっかりと練り上げられた構成美は、穏やかな感情を内包しながら全体の均衡がとれています。

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林武「薔薇」10号 油彩 東京美術倶楽部鑑定証書 / 8,800,000円

1896年東京都生まれ。1967年文化勲章受章。原色を多用し絵具を盛り上げた手法に加えて、独自の構成理論によって情熱的な心情を表現。薔薇は代表作のひとつであり、本作もまた重厚で強固なマチエールによってそれらの個性が存分にあらわれた秀逸な作品です。

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青木敏郎「カトレアと貝殻」4号変 油彩 / 2,640,000円

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福岡通男「翼」2号 テンペラ / 1,375,000円

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小川剛「Nebula prism」H32×W32×D5㎝ アクリル、特殊フィルム / 330,000円

西房浩二 特集

空間表現と色彩構成を極める

光風会理事、日展特別会員として活躍する洋画家・西房浩二さん。独自の美意識の追求に磨きがかかるリアリズムに大きな期待が寄せられています。「アトリエに並ぶ作品を見ると、どんなモチーフを描いても描きたいものには共通点があることに気がつきました。それは、簡単にいえば美しい色彩であることです。さらに言えば、光や空間を感じるものです」透明感のある空気と光が溢れる作品でリアリズム絵画の世界でゆるぎない評価を確立。

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「青い花びん」4号 / 385,000 円

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「ラグーサ晴れ来る」20号 / 1,100,000円

井上慎介 特集

―記憶の断片をあつめて―

対象を見てからキャンバスに視線を移すあいだに生ずる記憶の断片…

その記憶された色や形をキャンバスの上に構築していきます。

色々なものが強調され、簡素化され歪曲されたりしますが、

その過程で「対象」はその様で有り、あるいはその様で無い「事象」として私の心に宿り、

「カタチ」が現れてくるのです。

井上慎介

作家来場 5月14日(土)・15日(日)

油絵具に微粒の鉱物を混ぜた独自のマチエールと詩情豊かな表現で人気を博する井上慎介さん。今回は花と女性像を中心に静物と風景を交えて展観いたします。

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「果物」6号 / 330,000円

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「アンセリウム」4号 / 264,000円

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「Cute」SM / 165,000円

星野歩 特集

ボールペンで本格的に描き出したのは学部4年生の時でした。

細かい表現が好きだった私は、ボールペンは自分の表現に適した画材だと感じ、制作を続けてきました。

始めた当初の自分には色という要素は必要なく、可視化した情報を絞るため、モノクロ表現から始まりました。

その後時間が過ぎ、再び色を使い始めたのは、旅や日常で色々な物を見て、体験し、色を渇望していることに気がついた時、ここ数年の話です。

現在は、ボールペン、水彩絵の具、アクリル絵の具とさまざまな画材を使用しています。

東京藝術大学油画の助手時代に日本橋三越での「三越×藝大」の展示に2019年に出品させていただきました。

今回、福岡三越で初めて展示させていただきます。

一人でも多くの方に作品を楽しんでいただく機会になればと思っております。

美術は、表現手段のみならず、生活や心を豊かにします。

私は作品の持つ表現の力を信じています。

星野歩

作家来場 5月15日(日)

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「SEVEN」6号S / 132,000円

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「月光」SM / 60,500円

棟方志功 特集

1903年青森県の鍛冶屋「富士幸」の三男として生まれました。「板画」と称した自身の木版画を精力的に制作、ブラジル・サンパウロビエンナーレにおいて「釈迦十大弟子」他で日本人初のグランプリとなる版画部門最高賞を受賞。翌年にヴェネツィア・ビエンナーレで国際版画大賞を受賞。版画家として初の文化勲章を受章しました。「これは日本画も洋画もその他の日本芸術も、かつて成し得なかった東洋初めてのことで、日本芸術の中で版画こそ世界最高になった」

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「光明妃図」倭画 6号変 棟方志功鑑定委員会証書 / 17,600,000円

「倭画」について

倭画は、細部まで丁寧に描かれておらず、対象の本質やイメージを観る者にしっかりと伝わるフォルムと色使いで描かれています。描かれたものには、そこに生きているかのような生命力があるのです。棟方志功は、肉筆画を描くのも好きでした。特に油絵は好きだったようです。絵の具が飛び散るほど勢いよく筆を走らせています。「肉筆画は筆が勝手に動き出す、油絵・倭画を描いているときが一番楽しい」と、棟方志功は語っています。

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流離抄「獅子窟の柵」板画 6号大 棟方志功鑑定委員会証書 / 4,620,000円

「板画」について

わたくしが板画という字をつかうので、板と版とどうちがうのかと聞く人がいるんですよ。まえまえ、わたくしも板画をはじめたころは、版という字を使っていたんだが板画の心がわかってからは、やっぱり、板画というものは板の生まれた性質を大事にあつかわなければならない。木の魂というものをじかに生み出さなければダメだと思いましてね。他の人達の版画とは別な性質から生まれていかなければいけない。板の声を聞くというのが、板という字を使うことにしたわけなんです。

「板極道」より

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「御多貴之図」倭画 86×34㎝ 軸装 棟方志功鑑定委員会証書 / 4,950,000円

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「清景図」倭画 20号大 棟方志功鑑定委員会証書 / 3,300,000円

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「金富士の柵」板画・裏彩色 5号変 棟方志功鑑定委員会証書 / 4,950,000円

「柵」について

「柵」というのは、垣根の柵、区切る柵なのですけれども、むかしは城の最初のものを柵といったと聞いています。何々の柵、どこどこの柵という城の形にならない、ただクイを打っていく、そんなようなモノでしょうか、「しがらみ」というものでしょうが、そういうことに、この字を使いますが、わたくしの「柵」はそういう意味ではありません。字は同じですが、四国の巡礼の方々が寺々を廻られるとき、首に下げる、寺々へ納める廻札あの意味なのです。この札は、一ツ一ツ、自分の願いと、信念をその寺へ納めていくという意味で下げるものですが、わたくしの願所に一ツ一ツ願かけの印札を納めていくということ、それがこの柵の本心なのです。ですから、納札、柵を打つ、そういう意昧にしたいのです。たいていわたくしの板画の題には「柵」というのがついていますけれども、そういう意味なのです。一柵ずつ、一生の間、生涯の道標を一ツずつ、そこへ置いていく。作品に念願をかけておいていく、柵を打っていく、そういうことで「柵」というのを使っているのです。

小林範之 特集

線を一本ずつ繋ぐように孤独を感じないその世界を、作品の中に表現したい。

作家来場 5月14日(土)・15日(日)

非常に繊細で、穏やかなグラデーションで染め抜かれた背景に、極めて細い金銀の描線で描かれたモチーフが表れる画面には、静かな緊張感と気品が漂います。精緻に描かれた輪郭は、生物が持つ瑞々しい生命力を発揮しており、どこまでも透き通るような生き物たちからは儚さよりも、むしろ力強さを感じさせます。

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「月夜風」20号 / 990,000円

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「休息」4号 / 242,000円

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「雨色」10号 / 550,000円

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「月華の彩」6号S / 385,000円

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「使者」WSM / 308,000円

日本画 特集

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鏑木清方「祭の夜」129×42㎝ 絹本 共箱 東京美術倶楽部鑑定証書 / 10,450,000円

鏑木清方

1878年東京都生まれ。浮世絵から本格的絵画への展開をはかり、挿絵画家として明治風俗を写生伝統を踏まえ緊張感に満ちた格調の高い作品を情緒豊かに描きました。

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小野竹喬「朝」10号 共シール 竹喬鑑定会登録シール / 9,900,000円

小野竹喬

1889年岡山県生まれ。竹内栖鳳に師事。一貫して日本の風景を主題とし、微妙に移りゆく自然をとらえた淡雅で清澄な画風は真に新しい日本の風景画を確立しました。

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福田平八郎「白桃」39.2×51.8㎝ 共箱 東京美術倶楽部鑑定証書 / 6,600,000円

福田平八郎

1892年大分県生まれ。色彩画家として自身の言葉に「私はものを見ると私の眼には、まっ先に色がとびこみ、形はその次に入ってくる」日本画の分野で近代絵画の新しい進路を切り開いた作品を描きました。

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田渕俊夫「明日香心象栢森」6号 / 6,600,000円

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川又聡「虎牙」12号 / 1,056,000円

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森田りえ子「薔薇」4号 / 2,640,000円

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北澤龍「花吹雪」30号 / 1,210,000円

坂根輝美 特集

昔から親しまれてきた美人画を現代様式で復活させたい。

女性に対する「美しさ」の概念が大きく変わった現代における美人画とは「個」としての女性の表現ではないかと思います。

女性を見つめ信奉し制作していると、視覚的な美しさを超えた精神の美しさが画面に現れる瞬間があります。

それこそが現代美人画の姿であり、それを描くことが自分の役割だと考えています。

昨今の世の中の状況を見聞きし祈りにも似た感情が溢れてきました。

その時に進むべきテーマが決まったように思います。

まだまだ道半ばではございますが、ご高覧いただけましたら幸いでございます。

坂根輝美

美人画を現代様式で描く実力派女流画家・坂根輝美さんを特集いたします。愛知県立芸術大学大学院を修了し、院展において活躍を続ける坂根さん。一際目を引く和服姿の作品や気品あふれる花の作品とともに一堂に展覧いたします。

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「香る」10号 / 550,000円

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「想牡丹」8号 / 440,000円

若尾経 特集

躍動感ある造形と青瓷の魅力

躍動感ある造形で制作される作品。

型にとらわれず、土の自然な特性を生かしながら作っていく。

どんな釉薬が似合うのかと考え、窯の中で焼成される間に、思いがけない変化があらわれたりする。

用途にとらわれず、自由に空間を演出してもらえたら嬉しい。

若尾経

幼い頃より、岐阜県重要無形文化財保持者、父である若尾利貞さんのもとに集まる陶芸家とその作品、古い陶磁器などに囲まれて過ごしてきた。中国の青瓷の魅力に出会い、青瓷の難しさや新たな発見、研究を楽しみながら美しさを追求し続けている。

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「練込青瓷花器」31.3×27.2×高22.8cm / 418.000円

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「象牙瓷茶盌」10.5×10.6×高10.3㎝ / 275.000円

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「青瓷花器」15.2×16.8×高16.7㎝ / 352,000円

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「米色瓷香炉」14.0×9.7×高14.3㎝ / 297.000円

コンテンポラリー 特集

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門永哲郎「小鍬形爺対四十雀」H8.0×W26.0×D7.0㎝ 木彫 / 330,000円

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矢吹多歌子「隣の毛並みはよく見える」H23.0×W21.0×D21.0㎝ ミクストメディア / 88,000円

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大森暁生「Tigerʼs hearts」10/100 H24.0×W29.0×D16.5㎝ ブロンズ、金箔、彩色 / 528,000円

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齋藤徳幸「エラフスホソアカクワガタ」H4.0×W9.5×D10.0㎝ ラッキョウ竹、晒竹、竹紙、ブルータイガーアイ / 198,000円

ARTIDE・アータイド

私たちは表現することを諦めない

単なる装飾ではなく、

意味のある持ち物で自分自身を

表現したい人のための、持ち歩けるアート

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挑戦するという姿勢を持ち続ける若手の新鋭アーティスト

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形勢を逆転するという姿勢を持った革ブランドのTIDE

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形勢を逆転するために挑戦するという新企画のARTIDE

物で溢れた現代、2000年代に入り、世界の多くのモノは急速に「身近」になりました。良い物に囲まれ、情報を簡単に手に入れられるようになったことと引き換えに、今まで以上のスピードでほとんどのモノ・コトが一般化していきます。次第に「自分らしさ」を表現することは容易ではなくなり、ある種の同化や窮屈さを感じる人も少なくないでしょう。そんな現代において、「単なる装飾ではなく、意味のある持ち物で自分自身を表現したい」という想いに寄り添い、私たちは「表現することを諦めない」という新たな挑戦をするARTIDEを世に出しました。

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本橋孝祐「色即是空 no.1」油彩 25号S / 440,000円

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マルチコンパクトウォレット / 66,000円

■本橋孝祐

1989年兵庫県生まれ。飛沫や素手など前衛的な手法で、日本人的な”見立て”や”禅”の感性と共に描かれ、哲学や人類学的な考察が入り混じった、精神性や意味性を重んじた作品が特徴。アートの創造・鑑賞を人類特有の「確認の儀式」として捉え、「人間にとって確かな真実」の表現を自身の制作テーマとする。

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志水堅二「夢家鴨舞利鳥図 Dream Duck Bridolly」ミクストメディア 31.0×23.0㎝ / 374,000円

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ウォレットショルダー / 77,000円

■志水堅二

1971年愛知県名古屋市生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。多数の個展、グループ展に参加する志水の作品には、桜や富士山といった日本画の古典的要素が多く取り入れられているが、他にはないユニークさを備えているのは、主役として描かれるブリドリーの存在に他ならない。

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小松本結「Looks II」アクリル 20号 / 330,000円

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イノベーターズソファー / 770,000円

※写真はイメージです。

※受注販売のため、お渡しまで約2ヶ月頂戴いたします。

■小松本結

1993年三重県生まれ。京都造形芸術大学卒業。アメリカ・デトロイトの自動車工場で偶然生まれた人工鉱物デトロイターゲートの模様に魅せられ、高い写実絵画の技法と独自の描法で描かれるデトロイターゲートの模様を組み合わせたインパクトのある作品で定評がある。近年では都内のギャラリーを中心に作品を展開している。

ヨーロッパ装飾美術 特集

19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に開花した新しい芸術“アール・ヌーヴォー”。有機的なモテーフと曲線が特徴で、建築、工芸、絵画など幅広い分野で広がりを見せました。引き続き1910年代から30年代にかけて、直線的で幾何学模様など都会的デザインで発展した“アール・デコ”。ふたつの装飾芸術の代表作家、ガレ、ドーム、ラリックの作品を中心にご紹介いたします。

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ガレ「バラ文ランプ」高さ56.0㎝ / 11,000,000円

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ドーム&ルイ・マジョレル「鉄枠花瓶」高さ32.5㎝ / 2,530,000円

ルイ・マジョレル(家具・彫刻作家)が制作した鉄製の金枠の中にドームの金箔を挟んだブルーのガラスが吹き込まれた作品です。同意匠作品は数点フランスのナンシー市立美術館にも収蔵されています。

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ルネ・ラリック「ランピヨン」高さ12.5㎝ / 770,000円

HAMADARAKA "TROPICA ~熱帯の見た夢~"

2022年4月27日(水)~5月15日(日)

岩田屋本店 本館2階 Gallery CONTAINER

夢から醒めると、こちら側なのか、

あちら側なのか何処にいるのかわからなくなる時がある。

とてつもなく愛おしい気持ちだったり、

心臓がぎゅるんと震えるほどの高揚だったり。

あのなんとも言えない瞬間が、永遠になった時、

熱帯達はどんな夢を見てどんな気持ちになるのだろう。

夢は私達にとっていつもそばにいて、

時にさもリアルな世界の様に

幻想の楽園に浮遊する事ができるツールの一つです。

私達二人の中に常に存在し続ける南洋幻想の様な、

何故か強く恋い焦がれる熱帯への想い。

そこから生まれた「楽園の熱帯達が見た夢」をテーマに、

新作・過去作を交えた作品達を展示します。

HAMADARAKA 有園絵瑠・絵夢

ギャラリー・コンテナ2年目、春の大型連休は有薗絵留と有薗絵夢による双子の絵描きユニット、HAMADARAKAの個展を開催いたします。国内外での個展、壁画作成、コスチュームやアパレルブランドのアートワークやミュージシャンのCDジャケットデザイン等、幅広いジャンルで精力的な活躍を見せるHAMADARAKAの福岡での初個展をぜひこの機会にご覧ください。

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「FlAMORPHOSE」15号 / 462,000円

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「VISIA」12号 / 429,000円

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「The other side of the sun」20号 / 506,000円

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「Two of Eva -wavering-」10号 / 363,000円

HAMADARAKA

有園絵瑠と有園絵夢による双子の絵描きユニット。「あり得ない生き物や時間が混合する事によって生み出される楽園」「この世とユートピアの間に存在する世界」をテーマに、夢、記憶に残った図像、言葉の響きなど、身の回りの存在をとらえ、さまざまなツールを使い表現する。国内での個展の他、France、Netherlands、NY、Taipei、Germany、Belgium、Swedenでのグループ展、Brazil/Brasilia国立美術館等でのアートプロジェクトや、滞在制作に参加。

 

岩田屋本店本館2階にて、コンテンポラリーアートショップ『Gallery CONTAINER(ギャラリー・コンテナ)』が2021年2月にオープン。海外マーケットで高い支持を得るアーティストや、これからのアートシーンで活躍が期待される若手作家まで、ジャンルを横断し鋭敏な感性によって制作された作品をご紹介いたします。

岩田屋本店 本館2階 Gallery CONTAINER 電話 070-7028-6345 直通

※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。

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