日本工芸会に所属し、多くの作家達と出会うことができとても嬉しく思っていました。その出会いの中で、西部支部（九州、沖縄）では同世代が同志として集い作品について語り合い切磋琢磨している事を知り、個々ではない、団体に所属している事の1つの意味合いがそこにはあると感じました。自身の素材だけではなく異素材（他部会）を知り自作の深化を図ることを目的とし交流を始めたのが東日本支部（関東、甲信越、東北、北海道）所属有志のU（アンダー）50です。コロナ禍で様々な事が延期を余儀なくされた影響もあり、今回はアンダー50とオーバー50の混合チームでの「日本を継ぐ」展となります。この展示会を通し東日本支部有志の私達の作品、そして私達自身を知っていただける機会になれば幸いです。

日本を継ぐ 実行委員長 佐藤典克