美術
伝統は、生きて流れているもので、永遠に変わらない本質をもちながら、一瞬もとどまることの ないのが本来の姿であります。日本伝統工芸展は、日本の風土の中から生まれ受け継がれてきた優れた技術を一層練磨するとともに、今日の生活に即した新しいものを築き上げることを目的に、 昭和29年以来、毎年開催されています。第68回展は、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、 諸工芸(ガラス、硯、七宝など)の7部門に全国から1,170点の応募があり、559点が入選いたしました。福岡展では、重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品をはじめ、受賞作品16点を含む入選作品355点を展示いたします。
◎主催:福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、福岡市、NHK福岡放送局、朝日新聞社、(公社)日本工芸会
●陶芸 ●染織 ●漆芸 ●金工 ●木竹工 ●人形 ●諸工芸
※作品解説の開催はございません。予めご了承ください。
染織
小林佐智子『風通織木綿着物「青海」』/日本工芸会総裁賞
人形
高田和司『木芯桐塑和紙貼「蒼天」』/高松宮記念賞
木竹工
三浦信一『黒壇嵌荘匣「深山の彩」』/文部科学大臣賞
金工
高橋阿子『蝋型鋳銅花器』/東京都知事賞
漆芸
水口咲『乾漆箱「新雪」』/NHK会長賞
陶芸
羽石修二窯変筒『花器』/日本工芸会会長賞
【同時開催】福岡三越 9階 岩田屋三越美術画廊
九州、沖縄地区在住の工芸各分野で日々創作に励む日本工芸会正会員の作品を一堂に展覧いたします。伝統を受け継ぎながらも新たな表現に挑んだ多彩な工芸の世界を楽しんでいただけると思います。
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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