美術
日本画、西洋絵画といった領域に捕らわれることなく、独自の世界観を表現しつづけている村岡氏。深い洞察力と、技術に裏打ちされた豊かな表現力で人間の内面を表現した作品は高い評価を得ています。
福岡三越では初となる個展のテーマは「記憶のかたち、かたちの記憶」。かたちを持たない「記憶」と、記憶を持たない「かたち」という本来なら相反するものを、ひとつの画面に昇華させた四曲一隻屏風から小品まで新作20余点を展覧いたします。
日本画の新しい可能性をぜひこの機会にご高覧いただけますようお願い申しあげます。
(画像)『浄夜〜鳥の夢〜』/四曲一隻屏風
村岡貴美男 MURAOKA, Kimio
1966年 京都府生まれ
1995年 東京藝術大学美術学部絵画科 日本画専攻卒業
台東区長賞/サロン・ド・プランタン賞
2000年 東京藝術大学大学院博士後期課程(日本画)満期修了
2001年 有芽の会 法務大臣賞
2002年 院展奨励賞('02~'04、'06、'08年)
2004年 足立美術館賞
2005年 春の院展 春季展賞('07、'08、'10年)
院展 日本美術院賞/大観賞('10年)
2006年 更生保護表紙絵による村岡貴美男作品展(東京)
2009年 春の院展 足立美術館賞('10年)
村岡貴美男新作展 −11の箱−(東京)
2011年 村岡貴美男新作展 面−おもて−/
「ともしび」表紙原画展(東京)
2013年 村岡貴美男展−時間牢−(東京)
2014年 村岡貴美男Drawing展 技法・素材—あそび(東京)
院展 日本美術院同人推挙
2016年 村岡貴美男展 ―閉架図書室― (東京)
2017年 村岡貴美男展 ―エニグマの肖像― (天満屋岡山本店・福山店・広島八丁堀店・米子店)
2018年 村岡貴美男展 ―心象の庭、心象の部屋― (西武池袋本店)
2019年 村岡貴美男展 ―幻視/残像の風景― (神戸阪急)
2020年 院展 文部科学大臣賞
2021年 院展 内閣総理大臣賞
現 在 日本美術院 同人
『記憶のモノリス「満月」』
73×31×2.5㎝
『レテを飛ぶ』
12号
『イブの記憶』
73.0×45.0cm
『昨日の風景』
74㎝×27.5㎝
『痕跡』
45×65㎝
『翼の人』
12号
『記憶のモノリス「海ノ月」』
73×31×2.5㎝
『記憶の断片「夢」』
6号
『記憶の断片「息」』
6号
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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