美術
1710年の開窯以来、ヨーロッパを代表する窯として数多くの優れた作品を生み出してきたマイセンの素晴らしい作品群の中から、18世紀から20世紀初頭にかけての作品を一堂に展覧いたします。また、ベルリンK.P.Mの陶板画やヨーロッパ名窯によるテーブルウェアも併せて展覧いたします。
(画像)マイセン〈葡萄搾り〉/1890年頃
マイセンの歴史
17世紀から18世紀にかけてオランダ東インド会社を通じ大量にヨーロッパへ渡った日本の焼き物は、ヨーロッパ王侯貴族を魅了し、熱狂的な流行をもたらしました。そしてヨーロッパに新たな芸術的革命を巻き起こしたのが1710年、ドレスデンを首都とする国ザクセンを治める王であり、自らも東洋磁器の大コレクターだったアウグスト強王の庇護のもと、エルベ河畔のマイセンの地にヨーロッパ初の磁器窯が誕生したのです。東洋磁器のように質の高いマイセンの作品は瞬く間にヨーロッパ中に知れ渡り、王侯貴族達の垂涎の的となりました。
以来300年余り、マイセンはヨーロッパ磁器の最高峰のひとつとして現在も歩み続けています。
(画像)マイセン 飾り時計燭台セット〈時の天使〉/1890年頃
マイセン〈とらわれた天使〉
1880年頃
マイセン〈仕立て屋の夫婦〉一対
1880年頃
〈ダンスをする男女〉
1900年頃
〈家族の演奏会〉
1890年頃
〈母と子〉
1898年~1924年頃
〈犬と男の子〉
1905年~1924年頃
マイセン 柿右衛門様式鳳凰文深鉢
1735年頃
マイセン 風景文双耳蓋物 1対
1870年頃
マイセン 〈ダニッシュドッグ〉
1880年頃
マイセン〈鶏〉
1860年~1980年頃
ベルリンK.P.M 陶板画〈白いスカーフの女性〉
1880年~1900年頃
セーブル ブルーヌワージュ金彩飾り壺
1910年頃
マイセン 花昆虫文女性像カップ&ソーサ―
1740年~1750年頃
マイセン 花籠文カップ&ソーサ―
1774年~1815年頃
ベルリンK.P.M 金彩花文モカカップ&ソーサー
1900年~1920年頃
A.ステルマッハー 花文カップ&ソーサー
1884年~1894年頃
ウースター 伊万里様式カップ&ソーサー
1804年~1813年頃
リモージュ(アビランド)金彩花文カップ&ソーサー
1888年~1896年頃
リモージュ(コロネ)金彩カップ&ソーサー
1906年~1920年頃
ローゼンタール トレイ付ティーセット〈ロザリ〉
1910年~1920年頃
ロイヤルドルトン 金彩バラ文飾り皿
1927年~1936年頃
リモージュ(アビランド)アイリス文飾り皿
1888年~1896年頃
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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