美術
日本美術院は明治31年(1898年)岡倉天心を中心に、横山大観、下村観山、菱田春草らが「東洋美術の伝統維持と新しい時代の美の開発」を目指して設立した日本画の研究団体です。活動中断期もありましたが、大正2年(1913年)の天心の死をきっかけに、その遺志の達成を期して横山大観らが、翌年日本美術院を再興。10月には、日本橋の三越呉服店(現日本橋三越本店)を会場に「日本美術院再興記念展覧会」を開催、現在にいたります。
『院展』は毎年、春と秋の2回開催されますが、『春の院展』の名前は、東京・日本橋で3月に開催される事に由来します。今展で79回を迎え秋に行われる院展に比べ応募作品数も多く、日本画初心者の勉強の場としての役割を果たしているのも特徴です。会場では九州に在住・出身の作家やゆかりのある作品を中心に現代日本画壇の中枢をになう同人の最新作、一般公募から選ばれた優秀作など、100点を展示いたします。
■井手康人氏ギャラリートーク&サイン会のご案内
会場/9階「三越ギャラリー」
●ギャラリートーク
9月21日(土) 午前11時から/午後2時から[各回約30分]
※ギャラリートークのご参加には入場券が必要となります。
※椅子のご用意はございません。予めご了承ください。
●サイン会
ギャラリートーク終了後、会場出口にて「春の院展」図録をお買いあげの方に限らせていただきます。
※諸般の事情により予告なく変更・中止させていただく場合がございます。予めご了承ください。
◎主催:公益財団法人 日本美術院/西日本新聞社
福岡展会場運営:株式会社三越伊勢丹ホールディングス
※三越伊勢丹グループはサステナビリティ活動の一環として「春の院展」を開催し、芸術振興に取り組んでいます。
当社グループのサステナビリティ活動についてはこちら
奨励賞
「Perfect day」澁澤 星
奨励賞
「寒禽図」井上 厚
「盛秋」松本 高明(同人)
「不二」井手 康人(同人)
「悠久の刻」稲員 頼子
「心願Ⅱ」顧 洛水
「秋麗」田籠 由美子
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