美術
頭の中にかたちが溢れてきます。
そのかたちに実際に触れてみたくて作っています。
それが何なのか、どこから出てきたのか、
自分でも分からないことがあります。
一体なんなんだろうと思うこともありますが、
作らずにはいられないのです。
髪の毛を生やす作業はしんどいし、少し気持ち悪いです。
じゃあ生やさなくていいのにと思うこともありますが、
生やさずにはいられないのです。
そうしてできたものたちを、私は愛さずにはいられないのです。
(画像)『かいぶっちゃん』ED.5体 23.5×9.0×31.0㎝ 楠、つけまつげ、ウィ ッグ、ビーズ、カシュー 2021
荒川朋子 / Tomoko Arakawa
楠、ガラス、陶土、つけまつげなどを用いて立体作品を制作する作家。材料と同じく、モチーフも動物や人体など身近でありながら、その作品は他では観たことのない、驚きに満ちたものです。アーティストステートメントにもある通り、作家自身の頭の中に溢れてきたかたちを作るという純粋な衝動から生まれたこれらの作品は、奇妙で心を捉えて離さない魅力があり、観る私たちにも愛さずにはいられない気持ちにさせる力があります。
1988年 京都府生まれ
個展
2013年 いと愛し(KUNST ARZT/京都)
2014年 朋コレ(KUNST ARZT/京都)
2015年 おもいのろい(KUNST ARZT/京都)
2016年 私も知らない(KUNST ARZT/京都)
2017年 つぼ(KUNST ARZT/京都)
2018年 たましいホイホイ(KUNST ARZT/京都)
2019年 境界(KUNST ARZT/京都)
2019年 忘れないために(LADS GALLERY/大阪)
2020年 門(KUNST ARZT/京都)
2021年 脈脈(KUNST ARZT/京都)
2022年 焚火(KUNST ARZT/京都)
グループ展
2012年 京都府美術工芸新鋭展(京都文化博物館/京都)
2012年 京展(京都市立美術館/京都)
2012年 フォークアートおおや(養父市おおやホール/兵庫)
2012年 現代アート展(大津百町館/滋賀)
2012年 まちまち展(ギャルリーオー/滋賀)
2015年 化け物展(青森県立美術館/青森)
2016年 新鋭選抜展-琳派FOREVER-(京都文化博物館/京都)
2016年 信楽まちなか芸術祭(信楽/滋賀)
2017年 村上隆のスーパーフラット現代陶芸考(十和田市現代美術館/青森)
2017年 HELLO開眼(NO-MA/滋賀)
2018年 第21回岡本太郎現代芸術賞展(川崎市岡本太郎美術館/神奈川)
2018年 Sanctuary 聖域(LADS GALLERY/大阪)
2018年 バブルラップ(熊本市現代美術館/熊本)
2020年 Kyoto Art for Tomorrow 2020(京都文化博物館/京都)
2021年 3331ARTFAIR2021(3331 Arts Chiyoda/東京)
『焚火(小)』
ED.5体 23.0×24.0×24.0㎝ 楠、つけまつげ、カシュー 2021
『クマーヤ』
ED.5体 23.0×6.5×30.0㎝ 楠、つけまつげ、ビーズ、カシュー 2021
『クリマン』
ED.10体 15.0×8.0×13.0㎝ 楠、つけまつげ、ビーズ、カシュー 2022
『だいちゃん』
ED.10体 15.5×12.5×18.5㎝ 陶土、つけまつげ 2021
『ハンドパワーⅡ』
ED.5体 38.0×37.0×14.0㎝ つけまつげ、人毛、カシュー 2019
『火の精』
ED.10体 16.0×16.0×15.0㎝ 陶土、人毛、つけまつげ 2022
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