リビング
_心をこめたとっておきのおもてなし
お正月編
さぁ、クリスマスのあとはなんだかとっても時間が早く感じる師走が一気に加速!
そして迎えるのはお正月ですね!
私たちリビングフロアは岩田屋の中で一番ながーくお正月を待ち望んでいるフロアです。
特に和食器コーナーではクリスマスムードが高まるとほぼ同じタイミングからお正月用の漆を使った食器や迎春飾り、干支物が登場して大盛り上がり!筆者は毎年、手軽に食卓を彩るランチョンマットや、おせち料理を食べる時に使う割りばしを選ぶのに迷っています。
今年は友達、家族、親族みんなで集まっていつもよりにぎやかなお正月を迎えられる人も多いのではないでしょうか。
最近はおしゃれでモダンなお正月ものも増えてきましたが、ここでご紹介するのはちょっと立ち返って「THEお正月」なアイテムたち。
1年に1度しか使わないものだから、と見くびるなかれ。実はさまざまな場面で使える漆器ものや、お部屋の雰囲気をぱっと変えてくれる古き良き日本のインテリアも登場します。
日常ではあまり見慣れない言葉が多いかもしれませんが、覚えておくとどこかで役立つかも!お正月にまつわる豆知識もお楽しみに。
【屠蘇器】
約34.8×18×20㎝
越前塗
30,250円
新館6階/和洋食器
「お屠蘇(とそ)」とは、お正月からの三が日におじいちゃんちやおばあちゃんち、神社やお寺でふるまわれていたのを覚えてる方も多いのではないでしょうか。今では、お正月に頂く日本酒のことを指すこともありますが、もともとこれは「屠蘇散(とそさん)」と呼ばれる漢方とみりんや日本酒に漬け込んだお酒のことです。平安時代に唐(中国)から伝わり、貴族たちが一年間の健康を願って正月行事として取り入れたものが、江戸時代に庶民に広がり今に続いているそうです。(諸説あります)
飲むときは【屠蘇器(とそき)】を使って年少者から東を向いて飲み、厄年の人が最後に飲むんだそうですよ。なんでも若者の盛んな活気を分けてもらう意味合いもあるんだとか。
このときに登場する【屠蘇器】は1年に1度しか見ないまさに正月ならでは!なものですね。ただ漆器はとてもデリケートなので扱いに困っている方も多いのではないでしょうか。ここでおすすめするのは「ウレタン塗装」の漆器たち。【屠蘇器】ならではな朱や黒の艶っとした感じはそのままに食洗器にも対応してくれる優れもの。受け皿のピンクやアイボリーが「THEお正月」感を少しモダンな雰囲気に和らげてくれます。
※屠蘇台は食洗器対応不可です。
【三段重】
約18×18×17.3㎝
越前塗
16,500円
新館6階/和洋食器
屠蘇器と同じピンクがかわいらしい重箱やお椀はお正月だけでなく、節句のお祝いやお花見にも使いたくなりますね。朱色や漆らしい黒い重箱もクラシックのよさがあります。どちらも取り揃えているので見比べてみるのも○。
ここで「おせち料理」の豆知識をご紹介。お節は江戸時代に始まったとされています。今のように重箱にさまざまなお料理を詰められるようになったのは第二次世界大戦後の復興期。それまではお膳にも並べられてたそうです。小皿に少しずつ、いろいろな料理が並ぶのを見るのを愉しむのは今も昔も変わらないのですね。
【お正月飾り 大雄】
約56×31×9㎝
14,850円
新館6階/和洋食器
【お正月飾り 松月】
約36×17×7㎝
5,940円
新館6階/和洋食器
お正月といえば皆さまは玄関に「しめなわ(注連縄)」を飾りますか?
我が家は毎年必ず玄関に飾って、それを1年通して使います。諸説ありますが、3が日だけでなく年間通じて神様を迎えられるように、と代々伝わっています。
注連縄飾りがあるだけで、家がお正月を迎えるめでたい気持ちが一気に加速して新しい年に気が引き締まる思いがします。
形、飾りはそれぞれ個性があって、意味があって選ぶのにも迷います。人気なものはすぐに完売してしまうのでご注意を。
季節感を部屋に取り入れるのはカーテンやクッションなどさまざまありますが、ここでおすすめしたいのは「のれん」です。「のれん」はお部屋の目隠しだけと思うなかれ!思わず「おーっ」と私も声を出してしまった美しい漆で描かれた【梅】。
これはぜひ実物を見ていただきたい職人の繊細な筆さばきが、お正月のお部屋をより一層鮮やかに彩ります。
そして、かわいらしい招き猫が遊び心をくすぐる【招福猫】は心がほっこり。新年の挨拶に来られた方も思わずくすっと笑ってくれると、笑顔が溢れていいお正月になりそうです。これぞ「笑う門には福来る」!
【梅】
約88×150cm
麻100%
19,800円
新館6階/カワシマセルコンギャラリー
【招福猫】
約88×150cm
麻100%
19,800円
新館6階/カワシマセルコンギャラリー
【蟹牡丹縁二重雷文 灰地】
95×191㎝
綿100%
1,320,000円
※受注生産でございます
新館6階/ジャハン
お正月に来られるお客さまをお迎えする玄関には、少し凝った敷物で。
佐賀県藩主の鍋島家で長年愛されてきた歴史と、格式の高さが重厚感を感じる【鍋島緞通】は実物をぜひご覧あれ。迫力満載の大胆な絵柄は一列ずつ職人が手仕事で作り上げているもの。サイズもお部屋用から、座布団、玄関マットなどさまざまご用意。
シックな藍色をベースにしたものから、朱色やオレンジのようなとても華やかなものは洋室にも和室にもピッタリ。家族が紡いできた歴史の重みを感じるずっしりと存在感のある一枚。(一部受注生産でございます)
いろいろなお正月用のアイテムをご紹介してきましたが、私たちリビングフロアがお願いするのは、ただ一つ。
みなさまの2023年がとても素晴らしい1年になりますように そのお手伝いをさせていただければ幸せです。
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
※価格は2022年12月15日(木)現在の価格です。承りの時期によっては変更する可能性がございます。ご了承ください。
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