アートギャラリー
Gallery CONTAINERでは、フィギュア作家・タカハシカオリによる特集展示を開催いたします。テーマとなっている「鳥」は、タカハシさんがコロナ禍に定点カメラによる営巣の様子を観察するようになったことで、鳥の魅力にとりつかれたことが原点となっています。そこで起こる嬉しいことや悲しいこと、さまざまな出来事に思いを馳せ、石塑粘土でその世界を表現。リアルと物語の間をいく世界観をぜひ会場で体感してください。
(画像)「凌霄」(2024、12.7 x 14.5 x 4.3 cm、石塑粘土+アクリルガッシュ+合成樹脂塗料+ステンレス針金 [裏側のフック])
「鳥の魅力に気づいたのは、ここ数年のこと。コロナ禍に入り、世界各地の定点カメラによるライブ配信、とりわけ鳥の営巣配信を見るようになった。カメラが捉える、それぞれのペアによる巣作りから交尾、抱卵、雛の誕生から巣立つまでを観察することができる。雛の一連の成長を見届け、巣立った時は感動ものだ。あくまで自然の一環なので、予期しないアクシデントや、生命の営みで起こりうる弱肉強食という残酷な出来事も、どの巣でも起きる。しかし、さまざまな種類の鳥のペアを観察していると、鳥自身のパートナーや雛への眼差し、仕草、そのどれをとってもやはり愛おしい。ただ彼らの行動を見ているだけで、生の輝きを感じることができ、創作意欲を掻き立てられ、今回は鳥をテーマに作品を制作した。(タカハシカオリ)」
午下
2024
石塑粘土、アクリルガッシュ、合成樹脂塗料、ステンレス針金 (裏側のフック)
21.6 x 12.2 x 2.8 cm
流枝松
2024
石塑粘土、アクリルガッシュ、合成樹脂塗料、ステンレス針金 (裏側のフック)
18.9 x 20.1 x 4.0 cm
慈心
2024
石塑粘土、アクリルガッシュ、合成樹脂塗料、ステンレス針金 (裏側のフック)
11.3 x 14.7 x 4.4 cm
タカハシカオリ
フィギュア作家。東京都生まれ、在住。
武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科卒業後、フィギュアイラストレーター・デハラユキノリさんに師事。
石塑粘土を用いて、立体 / 半立体を制作。オリジナルキャラクター、動植物、自然、怪異など、テーマは多岐にわたる。
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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