アートギャラリー

松村咲希 個展「UZU」

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2023-04-26

Gallery CONTAINERでは、アーティスト・松村咲希の個展を開催。会期は5月10日(水)から。キャンバスから溢れ出しそうなほど迫力のある画風、そして、角度や光によってがらりと変わって見えるデザイン。上下左右が決まっておらず、「観る人が自由に決められる」のもユニークなポイント。松村咲希にしか表現し得ない世界をぜひご高覧ください。

 

「UZU」(渦)は何かにぶつかった後にできる流動、ぶつかり合い、混ざり、引き込み、そして新しいものが誕生するときの形のこと。

渦は私の作品にも頻出する構図です。

絵の外へも続く大きな流れの一部のような形で、画面に収まりきらないイメージで描いています。

日々の中で、もがいたり、変化したり、ぐるぐると堂々巡りしてしまったり。

それでも、私たちの生命は動き、流れ、生き続けているのだなと思います。

きっとその先には新しい何かが生まれると信じています。

松村 咲希

 

(画像)『FORM-vortex 2』木パネル+綿布+アクリル絵具 H162.1×W112.1×D5㎝

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『combination-eyespots 2』

木パネル+綿布+アクリル絵具+角材+ビス

H72.7×W60.6×D8㎝

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『combination-vortex 14』

木パネル+綿布+アクリル絵具

H60.6×W72.7×D5㎝

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『combination-gathering 22』

木パネル+綿布+アクリル絵具

H91×W72.7×D5㎝

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『round 16』

木パネル+アクリル絵具

径15×D3㎝

画像

 

松村 咲希 / Saki Matsumura

1993年長野県生まれ、京都在住。2017年京都造形芸術大学芸術研究科修士課程芸術専攻ペインティング領域修了。アクリルペイント、シルクスクリーンなどの複数の技法を使用し、レイヤーと立体感を複雑に持つ絵画作品は、現実世界の風景には感じえない多次元的な景色や感覚へのイマジネーションをも膨らませる。近年の展覧会に、「‒ see sew scene ‒ARTISTS’FAIR KYOTO SATELLITE 2021」(ygion、京都)、「Combinations」(LADGALLERY、名古屋、2021)、「ART OSAKA WALL」(山川ビル、大阪、2020)など。

 

STATEMENT

私は、世界を感じる認識や感覚、その不可思議さを絵画へ向けて制作しています。

画材は主にアクリル絵具を使用して、ペインティング、シルクスクリーン、ステンシルなどの複数の技法を組み合わせて描き、コラージュ遊びの時に発見するような、いびつで整合性の取れない空間の絵画を作っています。

平面作品が持っているある種の錯覚や歪みのような空間性は、現実とのズレとして私たちの感覚を再認識させ、また、現実世界の風景には感じえない多次元的な景色や感覚へのイマジネーションをも膨らませてくれます。

まだ見ぬものへの想像は、私たちを取り巻く世界との関わりと眼差しを変化させ続けることに繋がると信じています。

 

※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。

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