
FASHION
2021.9.1UP
自然豊かなモチーフを、精緻な技術で表現。
フレデリック・ブシュロンによる1858年の創業以来、フランスの名門として君臨してきた〈ブシュロン〉は、比類なきサヴォワールフェール(職人の技巧)と美しいクリエーションにより、ジュエリーとウォッチを代表するメゾンとしての地位を確立。また、その伝統と技術を4世代にわたり大切に継承してきました。1893年、フレデリックは新しいブティックをパリ・ヴァンドーム広場26番地にオープン。そこは広場の中で最も陽当たりがよく、ウインドーに飾られた宝石が最も美しく光り輝く場所を選んだと、のちに伝説として語られるようになりました。既成の概念に縛られない自由で大胆な精神を持つ〈ブシュロン〉の唯一無二のスタイルは、世代を超えて受け継がれ、160年以上の歴史を誇ります。
創業者 フレデリック・ブシュロン。
パリ・ヴァンドーム広場のブティック。
ハリネズミ、スネーク、雌ジカ、アオガラ、ハチドリ…。〈ブシュロン〉の「アニマルコレクション」は、豊かな自然からインスピレーションを得て、1866年にスタートしました。ハイジュエリーやアートピースが集まるアトリエで、長い時間をかけて職人の手によって命を吹き込まれるアニマルたち。繊細な彫刻と、ポリッシング、パヴェセッティングといったノウハウにより、ボリューム感のある動物が、まるで素材の中に取り込まれたかのように、本物以上のリアルさで再現されています。それぞれのストーリーを持つアニマルたちはジュエリーである以上に、お守りのようなユニークな存在です。
ハイジュエリーコレクション「Paris vu du 26(26番地から見たパリ)」のNuriイヤリング制作風景。
〈ブシュロン〉は、2006年から「Responsible Jewellery Council(RJC:責任ある宝飾のための協議会)」のメンバーに。RJCは、ダイヤモンド、ゴールド、プラチナなど貴金属ジュエリーのサプライチェーン全体を通して、倫理的責任、人権、社会的活動、環境保全活動を推進するための国際的非営利団体です。メゾンでは、RJC認定メンバーとして、RJC行動規範を厳守し、倫理、人権、社会、環境に対して総合的に責任を持ったビジネスを展開。この国際的な行動規範に同意することで、透明性をもってその倫理、環境、社会的行動規範となるべく務めています。
〈ブシュロン〉が購入するダイヤモンドは、キンバリープロセスに準拠しています。キンバリープロセスとは、締約国間の厳しい取引ルールを定め、紛争ダイヤモンドの一掃を目指すものです。
新しく生まれ変わったブティックは、柔らかなカラーで彩られたモダンで温かみのあるパリスタイルの空間。拡張された店内には、新たに落ち着いた応接スペースが設置され、ゆったりとショッピングが楽しめます。メゾンを象徴するハイジュエリーや、アイコンである「セルパンボエム」の色彩豊かなカラーストーンジュエリーのほか、定番のキャトルコレクション、豊富なデザインのブライダルコレクションも揃います。ぜひこの機会に〈ブシュロン〉の世界観を感じられるブティックへお立ち寄りください。
その他のおすすめイベント