
FASHION
2021.6.2UP
時代を超えて受け継がれる、気品に満ちた真珠の輝き。
1893年、〈ミキモト〉の創業者・御木本幸吉は、これまで誰も成し得なかった真珠の養殖に成功しました。その偉業は、かの発明王エジソンが「世界の驚異」と褒め称えたほど。彼が抱いた「世界中の女性を真珠で飾りたい」という夢は一世紀以上受け継がれ、やがて世界が認めるメゾンへと成長を遂げます。パリ・ヴァンドーム広場にもブティックを構える、日本を代表するハイジュエリーブランドです。
ヴァンドーム広場を舞うバラの花びらに着想を得た、「レ ペタル プラス ヴァンドーム」のネックレス。
かつて幸吉は、ジュエリーのデザインや製作技術を学ばせるため、優秀な職人たちをヨーロッパへと派遣。そこで生まれたのが、日本の伝統的な技法とヨーロッパの製作技術を掛け合わせた「ミキモトスタイル」です。〈ミキモト〉はこの独自の様式で、日本の近代宝飾史に新たな風を吹き込みました。長い時を超えて受け継がれるデザインや技巧。より高みを目指し、今日も世界最高水準へと挑み続けています。
1937年、パリで開催された万国博覧会に出品された帯留「矢車」。付属の部品を専用ドライバーで組み替えることにより、ブローチ、指輪、髪飾りなど12通りの使い分けができる設計になっている。
〈ミキモト〉のジュエリーは、選び抜かれた高品質の真珠だけを使用しています。そんな厳選された真珠の中でも、「ザ ベスト オブ ザ ベスト」と呼ばれるのは、トップクラスのクオリティと認められたほんの一握りだけ。その数は、100粒中わずか1%にも満たないほどです。養殖真珠のオリジネーターが生み出す一品が、気高い輝きを放ちます。
パールジュエリー界を牽引する〈ミキモト〉の頂点に位置するネックレス「ザ ベスト オブ ザ ベスト」。
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