90th

#05 interview

明るく笑顔で!

「暮らしを彩る」人たち

PROFILE

新館6階 和洋食器 Y.I
スタイリスト歴:25年

「おいしさ」を引き立てる、
プロの想像力と提案

新館6階は、寝具、タオル、キッチン用品、和食器など、暮らしを支えるアイテムのフロアです。ご自宅用から大切な方への贈り物までを、このフロアでお選びいただけます。私が所属する和洋食器フロアでも、工芸品から日常使いの食器まで幅広く取りそろえています。毎週開催されるPOP-UPイベントでは、日本各地から職人さんが店頭に立たれてさまざまな作品を展示販売されています。
食器が果たす役割のひとつは、食材や料理を美しく引き立たせ、視覚的な魅力を際立たせることだと思います。例えば、新鮮な白身のお刺身と大葉、ツマ、ワサビを乗せるお皿には濃い色のお皿が定番ですが、白磁のお皿でも白身の繊細さが際立っておいしそうに見えます。お客さまのお好みに合うように、いろいろなお料理と食卓を想像しながら、楽しんで選んでいただけるような空間を作っています。

岩田屋本店の和洋食器フロアにお立ち寄りいただいたことに感謝し、お品物選びの手助けになるような接客を心がけています。ご自宅用でも贈り物でも、お客さまがお品物を選ぶ時間そのものを楽しめるように、お手伝いができればと思っています。

時を超えて蘇る輝き。歴史を紡ぐ
<島津薩󠄀摩切子>

紹介したい商品

<島津薩󠄀摩切子>

片口酒器揃 cut202
色:ルリ緑

価格:167,200円

<島津薩󠄀摩切子>は2025年に40周年を迎えた、鹿児島県指定の伝統工芸品です。始まりは江戸末期島津家27代島津斉興の代。江戸から職人を招いてガラス製薬箱や瓶の製造を開始し、海外の交易も視野に入れた美術工芸品「薩󠄀摩切子」が誕生しました。時代の流れで明治初頭に製造が途絶えてしまいますが、1985年に「薩󠄀摩切子」を復刻するために動き始め現在に至ります。一度途絶えた文化を復刻し継承を続けていく<島津薩󠄀摩切子>と、岩田屋本店に親和性を感じてこちらの商品を選びました。美しいグラデーションや切子細工が特徴の<島津薩󠄀摩切子>は、島津家の美意識を熟練の職人が表現しています。
鹿児島県の自然の色をモチーフにした「二色衣」は、透明なガラスに二色の異なる色を重ねてグラスを作り出す手法です。ルリ緑は鹿児島県の南国の海を表現。南国の海がお好きな方、ちょっとしたご褒美の日やハレの日の晩酌でお酒を楽しみたい方に、こちらの片口と高杯でゆったりとした時間を楽しんでいただきたいです。

「選ぶ楽しさ」を贈り続ける、
感謝と約束

岩田屋本店が天神開業90周年を迎えられるのは、どんな時でも岩田屋本店にお立ち寄りくださるお客さま皆さまのおかげです。お客さまの日々を豊かにするお品をこれからも取りそろえて、暮らしを豊かにするお手伝いができましたら大変光栄です。これからも楽しいお買物のお手伝いができるよう精進してまいります。

INFORMATION

販売場所:新館6階 和洋食器