90th

#03 interview

笑顔の接客で、お客さまに
楽しいお買物をしていただきたい

「暮らしを彩る」人たち

PROFILE

本館地下2階 とらや S.R
スタイリスト歴:1年

五世紀の伝統が息づく、
贈り物に選ばれる一品

慶事用や弔事用から、ちょっとした気持ちを伝える小さな贈り物まで、さまざまな用途に合わせて選ばれているのが<とらや>の商品です。「もらったら嬉しい」「自分へのご褒美にしたい」と感じていただける点も大きな特徴だと思います。

<とらや>は、室町時代後期の京都で創業し、五世紀にわたり和菓子屋を営んできました。後陽成天皇の御在位中より、御所の御用を勤めています。明治2年(1869年)の東京遷都に際しては、天皇にお供して、京都の店はそのままに東京にも進出しました。

今回、ご紹介する「夜の梅」は、<とらや>で古くから作られている歴史あるお菓子です。長い伝統に裏打ちされた一品として、御贈答用に選ばれています。

時を超えて愛される羊羹

紹介したい商品

<とらや>

竹皮包羊羹 夜の梅

価格:3,024円

「春の夜の闇はあやなし 梅の花 色こそ見えね 香やは隠るる」(『古今和歌集』)
――春の夜の闇は無意味だ。梅の花の色が見えなくなってしまうが、その素晴らしい香りだけは隠れようもない――という意味の歌です。

「夜の梅」という菓銘は、切り口に見える小豆を、夜の闇に咲く梅に見立ててつけられました。<とらや>を代表する小倉羊羹で、古くから作り続けられている歴史あるお菓子です。その長い歴史が物語るように、ブランドと商品への信頼は高く、お客さまのお使いものとして選ばれる機会が多くあります。

ご来店されたお客さまからは、「羊羹はここのでないとだめ」「おいしくて、いくつあっても足りない」「家族みんなが好きなんです」といった、さまざまなお声をいただきます。三世代そろって買いに来られるご家族もいらっしゃるほど、年代を問わず愛されている羊羹だからこそ、行事の節目や贈り物、いただきものとしても、喜ばれる一品としておすすめしたいと思います。

90年の「のれん」の重みを胸に、
次の10年へ

岩田屋本店が歩んできた天神開業90周年の歴史のなかで、私自身はまだ1年しかその一部を担えていません。しかし、お客さまから寄せられる信頼や期待を通して、「のれん」の重みを日々、実感しています。100周年に向かう次の10年も、お客さまが楽しく、そして安心してお買物をしていただけるよう、努めてまいります。

INFORMATION

販売場所:本館地下2階 とらや